ベンチャーゲノムがゆく

2005/01/28(金)00:30

ぼくの来歴を語ろう(13)次の赴任地は小学校(1)

たわごと哲学(10)

風が舞うビジネス街を歩いていると、妙に 自分が写されているビルの窓を見てしまうこと ってありません? ぼくはいつも自分を見ていて思うのは、 「顔がでかいな」 「太ったな」 「こりゃまた、ぶさいくになったなあ」 なんて自虐的なことを思いつつ(笑)、見ている わけですよ。 すると、やせようかななって思いつつ、無反省に 激安の殿堂、私の必須アイテム「ドンキほーて」にいって 399円のお弁当(揚げ物が多い)を食べているわけです。 教師をやっていると、同じように自虐的になることも多いです。 若いころもいまも問わず、一番ショックを受けたのは、  「うまく生徒の気持ちをつかめない」 つまり、生徒に映っている自分の姿が「だめ」だという ことです。 僕には3度、自分の教師人生をゆさぶる出来事があります。  1つは、3度目の赴任地での小学校での出来事。      ある1人の生徒との衝突。    2つめは、4度目の赴任地である中学校で      女子生徒に総スカンをくらったこと。  3つめは、6度目の職場である中学校で      3年生全員に総スカンをくらったこと。 です。    今日のお話は、1つめの小学校教師の時代の話です。    ぼくは、さも、あたかも教師として成功しているように、 見られている部分もありますが、いろいろと不成功な こともたくさんあります。  ただですね。    この小学校教師時代もすごく恵まれた環境で、最高の 教師人生を送らせてもらった時期でした。  50歳超えても、サーフィンも、絵も、パソコンも すべて指導者クラス的にやってしまうカリスマ教頭のもと、 良き先生に恵まれて、自分の実践の華が開きそうな時期の 黄金期でもありました。  徳島の山の中の、さらに山奥。  過疎のまっただなかにある小学校。  http://www.shikoku.ne.jp/yachiyo-syo/  *いまだに、当時教頭と一緒に作ったホームページが   のこってあります・・  ほんとうに子供を育てる環境としては最高です。  目の前に小川。夏には飛び込みもできます。  釣りもできます渓流です。  後ろには山。  すぐに自然の遊びができます。    そして、   地域は教育に熱心。   地域の行事は、学校を中心。    全校生徒で、50人もいないような学校。    上級生が下級生の面倒をみるのが当たり前の学校。  そこには、教育の原点が全てありました。  そこでの2年目のことです。  4年生。たった3人の生徒の担任をしました。  1人、個性が強すぎて、授業中でもかけだしてしまう  子供がいました。    というか、全員個性は強いのですが、ややいまふうでいうと 多動児でして、ほんとうに大変な生徒がいました。  そのことの出会いが、高校でのぼくの天国のようで ただ楽しい思いをしてきたぼくの教師人生を、最初に 揺るがせてくれた、彼、Tくんとの出会いでした。 続く・・・・・・・・  

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