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カテゴリ:おはなしファラダ
今日はいつもに増して、と~っても楽しい会でした。
11月のおはなしファラダのプログラム おはなし こんな顔 ![]() 子どもに語る日本の昔話(1) こぐま社 うさぎとひきのもち争い ![]() 子どもに語る日本の昔話(3) こぐま社 指輪 スペインの昔話 おはなしのろうそく27 松岡享子 訳 東京子ども図書館 ルンペルシュティルツヘン 子どもに語るグリムの昔話(5) こぐま社 絵本 ホジャどんのしっぺがえし ギュンセリ・オズギュル 再話・絵 永田真智子 訳 ほるぷ出版 ![]() あれこれたまご とりやまみゆき 作 中の滋 絵 福音館書店 ![]() ひぐまのあき 手島圭三郎 作・絵 リブリオ出版 がぶり もぐもぐ! ![]() ミック・マニングとブリタ・ブランストローム 作・絵 藤田千恵 訳 岩波書店 以上、約1時間のおはなし会でした。 終了後自由に意見交換をします。 みんなの感想を一部紹介しますね。 「こんな顔」 ムジナの原型かと思われる昔話です。行きて帰りし物語、になっています。 小泉八雲の「貉(ムジナ)」は文学的に余韻を残して終わるが、「こんな顔」では 現実に戻って話が終わる。という意見がでました。興味のある方は読み比べてみて ください。どちらが良い悪いではありません。念のため。 子供に聞かせると違いは一目瞭然。「貉」では現実に戻ってこられず、「このあと どうなるの?」と尋ねてくる子が多いそうです。「こんな顔」は大丈夫ですよ。 「うさぎとひきのもち争い」 これは語ってもらわないとわからない面白さです。今日はベテランの方が語って くれたのでつきたての餅のトローりぺターりする様子が実にうまく表現されてい ました。思わず 美味しそう! の声が…。 なぜなに話になっています。 「指輪」Topazが語りました。 新しい「おはなしのろうそく27」に入っています。先週の講習会で聞きました。 耳から聞くとある程度覚えているものです。そこで、新しいお話を紹介も兼ねて 語ってみました。来年夏の怖いお話し会への出前予約が入りました(笑) 「ルンペルシュティルツヘン」 何度聞いても面白い、グリム版「だいくとおにろく」です。 名前は本質を表す。大事なものなのですね。 「ホジャどんのしっぺがえし」 トルコの昔話です。 ああ、ホジャ、大好きです(笑) この絵本には、ホジャの楽しいお話がいくつか合成されて詰まっていてとっても 得した気分になります。再話したギュンセリ・オズギュルさんは、留学して日本画を学んだそうですが、絵本ではその技法が活きています。 「あれこれたまご」 お・も・ろ・い! これは読んでください。いえ、読んでもらってください! 楽しくてためになります。これ以上は言えません。 「ひぐまのあき」 美しい!手島ワールドです。高学年にもお勧めです。 木版画の柔らかい線と抑制のきいた色合いが北海道の自然を伝えてくれます。 この絵本も、読んでもらうと数倍楽しめます。 「がぶり もぐもぐ!」お察しの通りTopazが読みました。 皆さんあまり目にしていなかった絵本らしく、楽しんでもらえました。 大型絵本になってもいいのに廃版なんてとても残念! 岩波書店に直接交渉か!?なんて話も出ました。 聞けば聞くほど、お話は楽しくて嬉しい心の栄養です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.20 12:06:21
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