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2009.01.20
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カテゴリ:読書 児童文学
年末年始に読みました。

斉藤洋 著
白狐魔記 源平の風
白狐魔記 蒙古の波 
白狐魔記 洛中の火
白狐魔記 戦国の雲
偕成社

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数ある児童書の中でも珍しい、日本の歴史に沿ったファンタジーです。
何気なく図書館で手に取った時には、日本の昔話風妖怪物語(笑)かと思ったのですが
読み始めたら、こりゃなんと!素晴らしく面白いので一気に読んでしまいました。
歴史の授業に出てきた天皇や武士が生き生きと描かれています。
平安から戦国時代への歴史を背景に、人間に興味を持ったある狐(狐としてはかなりの
変わり者)が仙人に出会い修行を重ねつつ、歴史上の有名無名の人々と関わっていく
お話です。
狐の名は白狐魔丸(しらこままる)。
人はなぜ戦うのか、なぜ殺し合うのか。なぜ自ら死を選ぶのか。
白狐魔丸は考えるのです。

一冊目の「源平の風」を読み終える頃には、妙に人間くさい、この修行好きの狐を
大好きになってしまいました。
ひょっとして現代でも白狐魔丸がどこかでひょいと首をかしげながら
「なぜ人間はこうも戦が好きなのか。自分の取り分に満足できないのか。」と呟いている
ような気がします。続編が待たれます!

時代を軽々と飛び越え、変化自在な白狐魔丸の魅力で、
カタカナ名前に慣れ親しんだ子供たちも、きっと楽しめる本です。

お恥ずかしいことに、私はこれまで斉藤洋さん著の本はほとんど手に取ったことが
ありませんでした。著書一覧を見てびっくり!
小3の娘が面白いと言っていた「妖怪ハンター・ヒカル」や、以前NHK教育で見た
黒ねこ「ルドルフ」のお話、児童向けばかりかYAでも、面白そうな本をたくさん
書いていらっしゃいました。
しばらくは斉藤洋さんの本を読みまくりたいと思います。















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Last updated  2009.01.20 16:48:28
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