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カテゴリ:小学校での読み語り
春のような暖かさから一変、寒い朝となりました。
よく晴れた空に関東のからっ風が吹きつけます。 ![]() からすたろう 八島太郎 作/絵 偕成社 ![]() さむがりやのねこ 渡辺有一 作/絵 フレーベル館 卒業まであと一か月の6年生。 6年生へのほんわかタイム(読み語り)は3月の一度を残すのみとなりました。 定番ともいえる「からすたろう」を読みました。 ともすると読んでいる自分がウルッときてしまう本です。 小学校に入学してから「ちび」と呼ばれ、存在さえ無視され続けた少年が 6年生になったとき、一人の先生に出会い、認められ成長していきます。 この少年の喜びが心を打ちます。 「ちび」の出会った先生は、作者の恩師お二人をモデルに書かれているそうです。 児童の数だけ6年間の思い出があります。 誰の心にも「ちび」は住んでいるのではないかしら。 先生も唸る絵本ではないでしょうか。 絵本の見えるところに集まるように言っても、いつも教室全体に散らばって 座る6年生ですが、読んでいるうち絵本に引き寄せられるかのように、ごく 自然に扇型になっていました。 「からすたろう」でじわ~っと終わっても良かったかな、とも思いましたが 元気よく授業に臨めるように(笑)「さむがりやのねこ」も読みました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.20 14:39:31
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