107382 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

おはなしパラダイス

おはなしパラダイス

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

Topaz

Topaz

Free Space

設定されていません。

Category

Archives

2025.06
2025.05
2025.04
2025.03
2025.02

Favorite Blog

「生物園のお仕事展… New! もりくま4461さん

ヒーリング・カウン… クラリティ777さん
読み語りボランティ… 読み語り ほんわかさん
保育事業部@カルテッ… むっちパパ6632さん
@ほんわかタイム スピネル・ブルーさん

Freepage List

Headline News

Keyword Search

▼キーワード検索

2009.05.29
XML
カテゴリ:読書 一般
第二次大戦中、ドイツ軍に侵略されて身動きが取れなくなったデンマークを
イギリスBBC放送は「ヒットラーのカナリヤ」と呼んだそうです。
著者のお祖父さんの体験をベースに書かれたフィクションです。




                     
ヒットラーのカナリヤ
サンディー・トクスヴィグ 著
小野原千鶴 訳
小峰書店




当時12歳の少年だったお祖父さん。
強制収容所へと連行されていくデンマーク系ユダヤ人を救うため、多くのデンマーク人
が立ちあがります。日本人にはなかなか実感できない「国」とか「民族」の意識が、
全編を流れています。
恐ろしいとか悲しいとか、そんな言葉では表せない非常時の心の葛藤が綴られています。

ドイツ人のすべてが悪い人ではないし、デンマーク人がすべて善い人というわけではない。
そんなことはあたりまえと思われるかもしれませんが、読み終えてみるとさらに印象的
な言葉として心に残ります。
あまり語られることのなかった自由の国デンマークの戦争記です。

読書一般に分類しましたが、少年の目を通して書かれており、残虐な描写はないので
高学年から読めると思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.29 10:41:53
コメント(2) | コメントを書く
[読書 一般] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X