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カテゴリ:おはなしファラダ
ススキや葦が風に揺れる土手を通って、あいのみ文庫へ向かいます。
最近移動は車から自転車に変えたので、季節の匂いがよくわかります。 暑くもなく寒くもなく、語るにも聞くにもいい季節ですね。 おはなしファラダ 9月のおはなし会 おはなし 腰折れすずめ おはなしのろうそく16 東京子ども図書館 カメの遠足 新編世界の昔話集1 よりイギリス編 山室静 訳 社会思想社 ![]() 地蔵浄土 子どもに語る日本の昔話2 こぐま社 ![]() おおかみの眉毛 子どもに語る日本の昔話1 こぐま社 世界でいちばんやかましい音 おはなしのろうそく10 ベンジャミン・エルキン 作 松岡享子 訳 東京子ども図書館 絵本 ![]() 6わのからす レオ・レオーニ 作 谷川俊太郎 訳 あすなろ書房 ![]() こしおれすずめ 瀬田貞二 再話 瀬川康男 絵 福音館書店 「腰折れすずめ」おはなしと絵本、両方を楽しみました。おはなしは約5分。 短いお話ですが、たっぷり楽しめてお得な感じです。 優しいおばあさんと意地悪なおばあさんの違いが面白いです。語り手の味も加わり 一層楽しいお話になりました。 お話ではおばあさんとすずめが中心に語られますが、絵本では少し引いて家族まで 登場します。ひょうたんがどれほどたくさん実ったか、どのくらい大きいかなど、 目で見て感じられるのは絵本ならでは。細い線で描かれているので、少人数なら よいかもしれません。以前からあった絵本がハードカバーになって出版されました。 朱色の地の中央に白、墨で「こしおれすずめ」と書かれた表紙はとても印象的です。 「カメの遠足」4~5分。高学年以上。 ゆっくり歩くカメの遠足、はてさてどうなることか…。 聞き進むうちにノックアウトされました。ベテランの語り手による「間」は絶妙で した。可笑しい話です。これはぜひ読んでください! この本、たくさんのおはなしがギュッと詰まってます。 「地蔵浄土」約9分。 こぶとりじいさんとねずみ浄土をミックスした感じのお話です。 もちろん、横着な隣のおじいさんが出てきてコテンパンにやっつけられちゃいます。 日本の昔話の代表的スタイルで、安心して聞くことができます。 「おおかみの眉毛」約5分。 不思議なおはなし。私が子供のころに自分で読んで覚えているおはなしの一つです。 おおかみの眉毛を目に当てて眺めると、真実の姿が見えるというもの。 子ども心に感心したのを覚えています。 「世界でいちばんやかましい音」約14分。 Topazが語りました。夏休みにじっくり覚える予定がさっぱり進まず、9月に入ってから 一気に頭に入れました。後は何度も語るのみ。小学校のほんわかタイムでは、ぎりぎり いっぱいの時間です。 ずっと覚えたかった、中、高学年にも語れる面白いお話だったので、とても嬉しいです。 「6わのからす」7羽のカラスとの関係は?!ありません(笑) お百姓とカラスの知恵比べ。どっちもどっちでその結末は…? すっきりとした画面で、見やすいです。お百姓がいい男だ、なんて意見もありましたよ。 さて、10月のファラダは、大井むつみ先生の講演会になります。 「詩と言葉をたのしもう!!」 講師 大井むつみ氏 日時 10月15日 木曜日 10時~12時 会場 文教大学越谷図書館会議室(B1) 参加 無料 定員 40名 定員超えの場合は抽選です 申込 所定の用紙でFAX送信、9月30日まで受付 越谷では何度も講演されていて、Topazの周辺では大人気の大井先生。 すでに抽選になりそうだということです。 歯切れの良い口調で、やわなボランティアを斬る!(笑) 読み聞かせに合う絵本の紹介などもしっかりしてくださいます。 興味のある方は あいのみ文庫代表まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.25 13:09:31
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