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カテゴリ:講習会&イベント等
しとしと雨の中、行ってきました、講演会。(09.10.2 於:文教大学越谷キャンパス)
今森さんて、とてもお話の上手な楽しく気さくなおじさん(失礼!)でした(^^; 今回は里山のことを話してくださったのですが、19歳の時にインドネシアで 棚田を見たことが、今の生活に大きく影響しているそうです。 全くの自然でもなく、全くの人工でもない。 自然と人の手がうまくかみ合わさって里山はできているんですね。 便利な生活、住みやすい環境という名目の下に整備事業が進められていく。 河川敷や曲線のある田を「美しい」直線に変えていく。 雑草がなくなり、昆虫がいなくなり、小さな生物たちがいなくなる。 整備されたところで、実際にはそう便利にはなっていない、といいます。 今森さんの口調に熱がこもります。 昔ながらの整備が行われている一方で、コンクリートで固めた直線の川を、もとの ように湾曲した川に戻す研究も進んでいるそうです。コンクリートを剥がして。 のぞきこめば別世界が広がる、そんな川や田んぼが増えると嬉しいです。 今森さんは、昆虫キャンプや里山塾など、いろいろなイベントも行っています。 興味のある方は今森光彦ワールドへ。 どのイベントも、すぐに満員になってしまうそうですよ。 ところで、田の畔は非常に植物の種類密度が高いんだそうです。 それは、年に5回も6回も草刈りされるために特定の植物が大きくなるってことが ないのでたくさんの植物が共存するんだそうです。 我が家の箱庭雑草園(勝手にそう名付けた ![]() ヨモギとユキノシタが優勢になっていました。 帰って早速、草刈りしました。 すると驚いたことに、翌日には、それまで全く目につかなかった別の雑草が小さな花を 咲かせていました。 近所の川土手も、たくさんの草や虫、鳥たちが共存できる里川?にできるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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