七転びやおら起き

久々に、ゆっくりと本を読みました。
ヴォイスヒーラーの渡邊満喜子さんの本です。

ヴォイスヒーリングについては、私は的確に解説するの
はすごく下手なので、詳しくはHPを。
（と言って逃げてみる。）↓

http://homepage2.nifty.com/VoiceHealingHarmony/

個人セッションも受け、何度かグループワークにも参加
しているのに、未だに人には上手く説明できないのです。
（笑）端的に伝えようと試みて、でもどう伝えてもうま
く伝わらないような気がして、つい、それなら一緒に行
かない？と聞きたくなってしまうのです。（笑）


この本の内容が、受講生向けに配信されてきたニューズ
レターをまとめたものということもあって、後半のいく
つかは目にしたことがあったのですが、前半はとっても
読むのに時間がかかりました。
「読むヒーリング」
本当にそうだったかもしれません。

いつも不思議に思うのですが、渡邊先生の言葉は、その
時々で、驚くほど自分の中で何かにつながり、気づかせ
てくれることが多いのです。
この本の中に書かれているお話も、それぞれとても興味
深くて、それだけでも充分読んでいて面白いのですが。
読み進むうちに、まったく忘れていた出来事が、いくつ
か記憶の底から引っ張られてきて驚きました。

その度に立ち止まって、考えずにはいられなくなって、
少しずつしか読めませんでした（笑）。
自分とは全然関係のない話題なのに、ふと、自分のこと
を指摘されたような気持ちになって、どきっとすること
が何回もありました。

読み終わった時の感覚が、ヴォイスヒーリングのセッシ
ョンの後のようで、とても不思議でした。
「気づい」たり、「思い出し」たりすることによって、
なにかが少し変わっていく感覚、と言えばいいのでしょ
うか。
これを、うまく言葉にできる日がくると良いのですが。
（笑）

ヴォイスヒーリングのセミナーに参加するとき、その時
々の気分で、自分の声が変わるのがわかります。グルー
プワークで人の声を聞いたり、一緒に歌ってハーモニー
を感じる時の自分の感覚も、いつも違っているのがわか
ります。
それと同じように、また後日、違った気持ちでこの本を
読んだら、今回とは別のページが、内容が、気になるよ
うな気がします。

きっと何度か読み返して、また新たな発見をすると思い
ます。