2006/08/29(火)00:20
続 ドラマのような体験
さて、前回の続き、
ードラマのような体験パート2手術編ー
生まれて初めて切腹することになった筆者の体験記です。
手術当日、朝から点滴、浣腸、食事制限 …
いよいよだ~!
時間が近づくと、家族もそろって、見舞いにやってきました。
点滴のチューブをつけたまま、ストレッチャーへ
う~ん、どこを見ていいか、分からないなあ。
家族と目が合っても、笑うに笑えないし、
どんな顔してたらいいんだろう‥
だから、わざと目をそらしてました。
ストレッチャーを看護婦さんが手術室まで押していく‥
これは、ドラマで良くあるシーンだな。
重病患者だと、看護婦さんが小走りだったりするんだけど…
しかし、運ばれていくわたしも、なんともいや~な気分だけど、
家族はもっと、嫌だろうな。
手術室の扉が、バタンと閉まって、手術中の赤いランプが灯って…
待ってる間、どんな気分だろう。
そちらの立場には、これからも、絶対なりたくないなあ。
さて、手術室。
手術台の上、大きなライトがついて、
胸には心電図の電極が貼られて…
「部分麻酔、速く効いてこないかな、
まだ、痛いな。痛いまま、切られたら、どうしよう…。」
などと思っていると、
お医者さんが、
「あなた、スポーツやってる?」
と、唐突な質問。
「はい、水泳を…」
「なるほど、これはすごい!スポーツ心臓だね。」
………
どうも、心拍数が、普通の人より、うんと少なかったらしいのです。
つまり、今までの長年の練習の成果が、証明されたわけで…
なんか、手術台の上で、とっても嬉しい気持ちになり、
静脈麻酔で、もうろうとした意識の中、
うとうとしているうちに、手術は無事、あっけないほど早く、
終わったのでありました。
後日談は、後日‥
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