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カテゴリ:着付け
先日新趣帯結びの講習を受けてきました 講師の方々の説明がわかりやすく 勉強になることばかりでした 覚えているうちにさっそく家でお稽古 『織姫』の3重ゴム紐バージョン 新趣帯結びの本では4重ゴム紐を使った解説ですが 仕事先では3重ゴム紐を使うので とっても有難い講習でした おりひめヒダを少し小さ目に作り 右羽根を表にされていました おりひめヒダが事前に作れれば、短い時間で結べそう これは事前に作る時間がない時のために 帯を結んでから折ってみましたが 大きなヒダなのでちょっと空中では折りにくいかな 右サブ羽根が裏になるのはリバーシブル帯ならば 違う色がアクセントとなってきれいですが この帯のように裏が黒いのは地味ですかねー
そこで表になるように折りかえてみました ゴム紐を見えないように背中へ入れ込むんですが しっかり沈めないとチラ見えになりがちなので要注意
『瑞穂』も講習を受けましたが こちらは四重ゴム紐を使用されていました みずほヒダを作れば、ほぼ出来上がり状態 今年の成人式でお嬢様が妊婦さんだったので 短い時間で着付けてあげてと言われ これと同じようなヒダを作っておけば ほぼ出来上がりの帯結びをしました 負担が少なくてすむかと思います さて、みずほヒダは私の六通帯では寸法通りに作ると お太鼓部分が作れませんでした 少し小さ目サイズに作り直し、 ゴム1&2本目をクロスがけして固定 みずほヒダが大きいので、枕だけつけてもよさそうですが 成人式のような長時間の場合は不安 手先の無地部分を下から上げて ゴム三本目に上から通して、脇で折り上げ みずほヒダを束ねているゴム紐に通して安定させました
講習で帯を2周巻いたあと たれ元を折り下げてから折り上げて 交差する方法も紹介されていました するとたれ元が少し幅出しすれば そのまま羽根にできそうなので 右から左へ作るタイプの創作帯結びを考えてみました 手を上に結び、手先全部に3つ山ヒダを作ります 右羽根の文庫からスタートして お太鼓、左羽根と作っていきます 身長に合わせて文庫の長さを決め、ゴム3本目に通し 続きでお太鼓部分も作ります
たれ先は左を輪に長方形にして 中心で3つ山ヒダを作り、ゴム2本目に通します 左羽根は肩から少し見えるくらいに お太鼓部分で調節します 手の3つ山ヒダの山を右側にねじって、無地部分を下げ 柄のところから折り上げます 3つ山ヒダのたれ先(右上)の向こう側を通って 手先をぐるりと巻きつけ 折りかえした部分に通し、手先を左サブ羽根にします 結び目の3つ山を少し広げ シャープな感じに仕上げてみました 手先の無地部分を外に出したまま 見えないように使っているので 胴の中へ入れ込む手間が省ける帯結びです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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