オートバイに乗り出したのが大学生になってからですが、それまでも、ちょっとしたレースを楽しんでました。
それはラジコン。
電動ONロードがメインで、年に数回開催されるレースにも参加してました。
小学校6年生の正月に、親父に買ってもらった田宮タイレル6輪車をきっかけに、大学2年まで数十台は買い換えました。
その中で、思い入れがあるのが、コレ。
今は倒産してしまったAYK金属の1/12電動レーシングカーです。
当時はこのメーカーが有限会社だったとは、全く知りませんでした。
1/12の電動レーシングカーとしては、初めて4輪独立サスペンションを備えたマシンで、非常に美しくかつコンパクトにまとまってます。
サスペンション形式はフロントがシングルウィッシュボーン、リヤがダブルウィッシュボーンです。
当時のこのクラス、チェーン駆動の4輪駆動車の出始めであり、4独(国産2車)VS4駆(国産4社)の図式が成り立っていました。
しかし、サスセットの難しさと駆動ロスの問題をかかえ、4独は下火になってしまいました。
結局、2メーカーの3タイプしか発売されず、あっという間に市場から消えていきました。
その後しばらくは4駆の時代が続きました。
当時持っていたこのマシン、あれこれ自分で改造しており、既に原形がなくなっています。
どうしてもオリジナルが欲しく、十数年前くらいに色々なショップを回りましたが、当然そんなものは店頭においてません。
半ばあきらめかけていたとき、4年前に某オークションサイトで新品を発見しました。
当時価格は25000円でしたが、結局50000円で落札しました。
後悔はしてませんが、俺は馬鹿か?と思いましたね。
一生手放さないでしょう。