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2割農民の気まま日記

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2021年08月26日
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​​​​2021年  8月  26日の 気まま日記

  8月も終わろうとしている。学校の夏休みも終わる。

昨今は8月下旬から始まる学校もあって、2学期の開始は

マチマチのようだが、我が市では緊急事態宣言で、例年

の夏休みを1週間延ばして9月始めから  になるらしい。

ニュースによれば 昨年からのコロナ・パンデミックの

経験もあって、事情に合わせて各々の自治体や学校単位

での取り組みが進んでいるようで それは結構な事だ。

何だったんだ! 昨年春の全国一斉休校政策は... 逆に

(コロナの変異型は若年層に広がり始めた模様。学校対策・
学童・生徒・学生対策が ものすごく急がれると思うが、
文科省は全く動く気配なし... なんだかなあ... )

        
 
だが 今日はそれについては書かない


さて 我が少年Hも今や高校3年生。「少年H」と書くのは

これが最後かもしれない。 立派?な青年になったのだ。

これからは「青年H氏」と書かねばなるまい。

...久々に「少年H」の事を書く。

コロナ前までは 休みの度に  私と二人で「電車旅」を

してきた。当ブロブに数十回登場した...自慢の孫(ジジバカ)

2年近くも逢ってない...孫喪失シンドローム?になりかけて

いる(おおげさ...)。 彼とのラインは 朝の挨拶から始まって

毎日やっているので喪失感はないが、 そのLINEの内容は、

「会いたいねえ..」「いつ行けるだろうか 電車旅..」の

さしずめ「長距離恋愛風」??である。

その彼は家のお手伝いもよくする。「カレーを作ったよ...」

とか「午前中窓拭きしたよ...」とか 送られてくる。

こちらもつられて「昼にソーメン作ったよ..」と写真も添えて

彼に送り返したり... 喪失シンドロームにならずに済んでいる。


さて 

ヤングケアラー追い込む「手伝いは美しい」の呪縛

という ある方の論を読んだ。(東洋経済ONLINE)

厚労省の調査に基づき、ヤングケアラーの実態と、支援の必要性

を説いている。

お手伝い程度で済まされない「重い負担」がのしかかっている

子供たち=ヤングケアラーが増えている らしい。

確かに 核家族化 高齢化時代 子供にかかってくる家事労働

の負担は 人によって 大きな格差が生じているのだろう...

国の調査によると 「世話をする家族がいると回答した割合は

中学生で5.7% 全日制高校生で4.1%」 そしてケアの対象は

「主として母親と祖母」 だとなっている。

重い負担になっている子へ... 理解をするが... 待てよ!

​​​
​​​子供の大部分(95%)には お手伝いをする相手もいない??

今 家庭で家事をしてる子はクラスに2~3人位?だそうだ

じい・ばあちゃんは別に住んでるし 兄弟姉妹はいない。

一方 両親は二人とも働いている。 ひとり親家庭もある。

こんな家族環境が 子供の世界でも お手伝いに大きな格差

を生んでいるのだろう。

家事負担が全部のしかかってくる子供。

一方で お手伝いしたくてもできない家庭。 


親は 子供は勉強さえやってくれれば それでいいい...

塾や習い事、宿題やゲームで自分の時間だけで余裕がない。

そういう親からすれば「教育」格差をなくすためにも 過剰な
             (学校教育だけが教育だとすれば)

家事負担を強いている児童・生徒に手を差し伸べる必要はある

だろう。

そのうえで 云わせて頂けば 厚労省の「ヤングケアラー」の

定義は おかしい。

「家族に代わって幼い子の面倒をみる」「病気の家族の面倒

をみる」「障害を持つ家族の世話をする」...

こういう子は 異常な状態に置かれた子供 だという。

これらをしている子は「ヤングケアラー」として社会から

無くすべき対象? としている。

「お手伝いは美しい」は 封建思想の呪縛なのだろうか?
(美しいとは思わないが、ごく普通の事じゃないの?)

昔の事を持ち出すと、せせら笑われる 事を承知で言えば、

当たり前だった社会。 そして今なお多くの開発途上国で

行われている 児童労働の実態 からすると 日本は随分

進歩したものだ。 味噌もクソも一緒にしてはならない。


話変える。 今「利他」について 多くの人の間で 議論に

なっている。きわめて曖昧模糊(?)な言葉なので まだ私

もよくわからないが 共生社会 とか 行き過ぎた競争社会

からの脱却への模索 精神的道筋が探られているという事の

一つでもあろう...

脱成長 環境への配慮 公共性 コモン とかにも通じる。

そういう社会にしてゆくには 困った人を助ける・手を差し

伸べる... 自然にそういう事の出来る子供を育てる事も重要

だと思っている。

子どもは勉強が本分。 いい学校に入って 立派な会社に

勤めることが倖せに繋がる...子供にそいう教育をしてきた

我等の世代...  反省しているにもかかわらず 厚労省は

家族で助け合う事さえも「悪」とし、学校の勉強を阻害する


要因として「ケアラー」と規定する。

違うんじゃないだろうか 求める社会構造が...


利他 と 利己 難しい... メビウスの輪にも例えられる。

そんな 難しい論にはついてゆけないが

私流に... 演歌に こういう 歌詞がある。

星野哲郎という超有名な作詞家の...「帰れないんだよ

の一節。 遠い故郷へ 帰りたくても帰れない 心の歌

...秋田へ帰る汽車賃があれば ひと月生きられる... と。

  「今日も 屋台のヤキソバを
      俺におごってくれたヤツ
   あいつも楽じゃないだろうに
      友の情けが身に沁みる
     だからよ だからよ 帰れないんだよ」

ノって来た?ので 演歌もう一つ

  新宿情話 という 詩

  「新宿は西口の ポン太の店が
       とうとう つぶれて
    泣いてる ヒロ子
      三畳一間でよかったら
    ついておいでよ   僕んちに」​​​​​


金持ちが 貧乏人に施す ことではなく...

政府が万全の社会保障... これは望もう にも無理だ。

...「利他」って こういうのを いうんじゃないのかな?



    2021. 8.  26.
                2割農民​​​​​​






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最終更新日  2021年08月26日 05時30分32秒
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