青春自転車の旅ふたたび
長男が高校生時代によく友達とサイクリングしてたんです。当時バイトも部活もしていない無気力組だった長男と仲良し君たちはお金もしたいこともないけど暇だけはたっぷりあって。ことの初めは地元の川の近くを自転車でブラーっと走ってて「この川ずっと向こうまで行ったらどこに行くんだろう・・・」って誰かが言いだしたみたいで。ほんとの思いつきでみんなでサイクリングしてると隣の県まで行っちゃったりして。でもその土地の景色だったり特産物だったりを眺めて友達といろいろ話しながら自転車走らすのが楽しかったんだって。でも全く無計画だったから場所もよくわからないし途中で自転車が壊れて押して歩いて夜中に家にたどり着いたこともあって。そんな姿を見てきた次男も高校生になり突然「自転車でちょっと遠出するわー」って(-_-;)見て学んだ教訓を活かして?しっかりお小遣い持って友達と計画立てて携帯の充電器まで持って行きました。いつも部活の陸上で足が痛い痛いと言いながら走ってるのにせっかくの休みの日まで足を酷使することはないと思うんだけど・・・ま、次男は禁止しても反対しても言い出したら引かない子で。その辺の行動力が長男と違うとこでね。決して全てが長所ではないけれど武器にはなってるんじゃないかな。失敗したり凹んだりしても次男なりに経験という力にしてるようだし。それでも夜中になって雨が降り出すと気になっちゃってね。電話してみたらまだまだ遠い市を走ってて。とりあえず事故には充分注意するように言って寝ました。朝起きてきてびっくり・・・次男の部屋の床に友達ひとりも雑魚寝してて(´゚∀゚`;)「疲れ果てた」って全身で語ってる状態で爆睡してました。見届けて安心して仕事に向かったらお昼頃にメールが。「朝の5時すぎにやっと家に着いたから・・・勝手に友達も泊めてごめん」って。なんとまぁ5時までよく走ったもんだ。無事に帰り着いてほんと良かったわ。普段は部活ばっかりの生活で心配したけどなんとか2年生に上がれるらしいし相変わらず応援団長だの学年代表だの目立つことを買って出るらしい次男はいろんな保護者や先輩方にも有名人で可愛がられているようで。高校生になったからと言って今までと特に変わることなくフラーっと私のバレーにお供しては小さな子たちと遊んだりおばちゃん達とおしゃべりしてストレス解消楽しんだり。時にはにぎやかすぎてうるさいけど(;^ω^)まぁ・・・真っすぐ育ってくれて良かった。この調子で青春を満喫して思い出いっぱい作ってくれたら万々歳だよね。