カテゴリ:アマチュア無線
今日は昼過ぎから144MHzオールモード機のTR751-Dの、RXユニットとファイナルユニットを整備しました。
まずRXユニットはお馴染みケミコンの交換です。ごく一部は交換してあったのですが、未交換の物を近年の新しい部品と取り替えました。取り外した部品です。 ELNAの黄色いコンデンサは、今となってはどう言う性能の物かも分かりません。50V1μFはオーディオ用、16V10μFは一部をOSコン、他は一般用へ交換など色々取り混ぜて取り付けました。下がその画像ですが全ての交換済みケミコンが写っているわけではありません。大きなタンタルコンデンサは数年前に交換した物です。 水色の丸で囲んだコネクターは8Vの電源ラインです。元はこの位置に8Vの3端子レギュレーターが付いていたのを、発熱回避のためファイナルユニットの隙間へ定格の大きな3端子レギュレーターを取り付けました。そこからの配線を繋ぐコネクターです。 続いてファイナルユニットです。ここは当然発熱部ですが、ケミコンは全部85℃品が使われ、しかもファイナルのパワーモジュール:M57727の電源リップル除去用コンデンサは16V330μFでした。で、私の個体だけかも知れませんがSSBで送信すると、スピーカーから自分の声が聞こえると言う(勿論歪んだ音ですが)現象があり、当然メーカーへ修理に出したのですが”修理不能”で戻ってきました。大いに憤慨したんですが、当時は自分で解消する事が出来ず悔しかったですね〜。 その後何年も経ってから、不調の原因は”電源リップル除去用コンデンサの劣化と、そもそもの容量不足”では無いかと思い至り、今日になってようやくそのパーツを交換しました。 白丸が今日取り付けた東信工業の25V470μF/105℃品です。こう言う向きで取り付けないとファイナルユニットがシャーシーへ嵌まりません(^^ゞ 黄緑色の部分は数年前に交換したOSコンで、OSコンはもともと105℃品です。全てを元通りに組み立て、オークションで入手したスタンドマイク:MC-60のテストをかねて送信チェックしました。肝心のスピーカーからの音漏れをモニターし忘れたのですが(^_^;)、まあ大丈夫でしょう・・・。 MC-60は非常に美品で、良い買い物でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.11 22:32:34
コメント(0) | コメントを書く
[アマチュア無線] カテゴリの最新記事
|
|