カテゴリ:RF-2900LBS
今日は久しぶりに本業?へ戻って、ラジオ:DR29のAF基板整備をやりました。具体的にはAF基板に付いている電源、ライト、ワイド-ナロー切り替え(FM-AFC)の3連スイッチの接触不良を直しました。ここは前回整備したときにケイグ赤を吹いたのですがほとんど改善しなかった部分で、下の画像の左側に見える3つのレバーがそのスイッチです。
ここはスイッチを分解して接点を綺麗にしないと直りません。なので、まずは前回全く紹介しなかったAF基板の様子をご紹介します。下の画像は定電圧回路で2SD367 → 2SC2878、2SB544 → 2SA780Aへ交換済みです。 続いてAFプリアンプの2SC945 → 2SC2240-GRへ交換しました。 更にAFアンプの2SC945 → 2SC1815L-GRへ交換。今までの一連のラジオと同様、一応ローノイズを目指しています。 AF出力はトランスを使ったプッシュプル回路で、DR28と全く同一です。 下の画像はメーターとダイヤルの照明用麦球で、まだLEDに交換していません。ちなみのこのライトのスイッチが一番接触不良です。 それでは肝心のスイッチの部分を紹介します。ハンダ面はご覧の通りで、ハンダ吸い取り器(はんだシュッ太郎)とソダーウィック(ハンダ吸い取り線)で処理出来ます。 取り外したスイッチがこれ。更に分解して接点を清浄します。真ん中上のツメ2本を既に伸ばしてありますが、残り10本のツメも真っ直ぐにすれば分解出来ます。 下の2枚の画像は分解したスイッチのスライド接点です。かなり黒く汚れています。 これらの汚れた接点をケイグ赤で綺麗にし、最後はポリコールジェットを吹いて接点を保護しました。 ラジオを組み立てて状況を確認したところ、ライトのスイッチがまだ接触不良で重傷らしく、もう少し面倒を見ないといけません。接点が摺動子で摩耗しているような箇所もあったので、ことによると摩耗部分へハンダを盛って整形する必要があるかも(^^ゞ 単純にLED化すれば直る可能性もあります。 ワイド-ナロー切り替え(FM-AFC)は完全に復活し、ちゃんと帯域が切り替わるようになり、ついでにナロー側フィルターの周波数ズレも確認出来ました(^_^;) 黄金週間の楽しみを残しながら、チビチビと整備して行く予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.03.24 21:20:03
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