DR29が復活したのに気をよくし、勢いでRF-2800のラジオ基板と周波数カウンターの部品交換をやりました。内容はケミコン交換と、抵抗器交換というお馴染みのメニューです。FMのセラミックフィルターも3つ交換しました。
下が外した部品類です。部品交換はいい加減慣れましたが、部品の固定に使っている蜜蝋の煙には参りますね〜。
このところマスクをかけて作業していますよ(^^ゞ フラックスの煙も多少緩和されて楽になります。以前にもご紹介したように思いますが、半田吸い取り機(このところははんだシュッ太郎が大活躍)に吸い込まれた蜜蝋の煙は、はんだシュッ太郎を差し込めるように穴を開けた段ボール箱へ吐き出すようにしています。
ちょっと話がそれました。上の画像の手前に配置したケミコンを拡大してみましょう。
やっぱり何本か腐食していますね。こういう実体を見ると”外観は綺麗だからそのまま使おう”とか”オリジナルの状態を保とう”とするのはやや危険だと思います。
ほとんど通電していない新品同様のものとか、歴史的に価値あるもの以外はきちんと整備するべきでしょう。
続いて周波数カウンターも外して筐体清掃(ケイグ赤で拭き取るだけです)がてら、中を開ける事にしました。他のシリーズのものと異なりLED表示なので、表示部の見た目は大分違います。
黒いカバーの付いたシールド板を外すとこんな風になります。
更に上カバーのシールド板をどけると、基板のハンダ面が出てきました。左右にある2本のビスを取ると基板を外せますが、表示部とリボンケーブルで繋がっているので、ちょっと注意が必要です。
出てきた基板がこちら、と言ってもケミコン交換済みですが。3本しか無かったので、全部を同等以上の定格品と交換しました。金色と銀色はオーディオグレード品ですが、これしか無いんですね(^_^;) 部品交換はこれだけで、元通り組み上げました。
この続きは後日ですね〜。さすがに飽きてきました。