shigechan2008のブログ

2013/05/26(日)18:01

DR29(RF-2900LBS)を久しぶりに調整

RF-2900LBS(59)

DR29のAM/SWとFM回路の高周波周りをちょっと調整しました。 まず最初はAM/SWの高周波増幅段です。2SK544のドレイン電流が一番多いグレードを使っていましたが、若干ゲイン過多?な感じだったので2SK543(2SK544の表面実装タイプ)のドレイン電流が1ランク低いグレードへ交換しました。 スーパーへテロダイン受信機の各回路はゲイン配分とS/N比の調整で、受信機としてのあらかたの性能が決まります。今日FETを交換するまではもう少しゲインを絞っても良さそうな感じだったので(表現が難しいです)、わざわざFETを交換してみました。どんな表現が良いでしょうか、まあ局間に来るとノイズがぶわっと聞こえてくる感じと言えば良いかなぁ。 交換後は気持ちそれが和らいだように思います。あくまで感覚ですが・・・。 黄色丸のところにあった2SK544の替わりに、2SK543が基板の裏に付いています。交換前はこんな感じでした。 つづいてFM-ローエンド周波数の感度調整部分も部品交換しました。ピンクで囲ったコンデンサをご覧の通り27pFにしました。RF-2800では30pFにしていた物です。色々とラジオを整備すると、27pF位を使うことが多そうなので購入して使って見ました。ちなみにここで使ったリードタイプ以外に、チップタイプ(表面実装品)もご丁寧に持っていますよ。 コンデンサの後ろにあるのはオリジナルのコイルで長めのコアが入っています。この後でラジオを借り組みしSSGで感度調整したところ、コアを少し抜いたところで最高感度になりました。30pFだともう少しコアが抜けたところが最良点になります。 本機DR29とDR28、RF-2900の3台は手許に残すつもりなので、まだ必要な整備は続けます。

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