性懲りもなくラジオですが、先日ご紹介したとおり中波、短波、FM以外にVHF-Low、VHF-High、Airバンドが受信出来るという楽しめそうなラジオだったので手に入れました。
外観はこちらです。 ![]() いつも通り外観清掃してからACで動作確認したところ、全バンド問題なく受信しているようでした。 サービスマニュアルは無いのでバラシをどうしようかと思ったのですが、松下のラジオの定石に従って作業したところシャーシをそっくり取り出すことが出来ました(^-^) 更にダイヤル板はネジ止めで、これを外したらプリント基板のハンダ面が露出しパーツ交換も比較的楽なことが判りました。さすがにメインテナンス性が良いなぁ。ただここまでやるにはスピーカーコードのハンダ付けを外さないといけません。 ![]() 中を見るとプレスシャーシは肉厚だし、ダイヤルの糸がけも手が混んでるし、フィルムコンデンサ(マイラー)は使われているしお金が掛かった造りに思えますよ。フェライトバーアンテナは21cmもの長さがありました! 本機には12cmスピーカーが採用されています。残念ながら下の画像の通りコーン紙は脱色しています。同等品は手に入るかなぁ。 ![]() 裏ぶた側はこんな感じで、配線と基板はコネクターで接続されています。 ![]() 注目すべきは外部アンテナ端子で、ネオン管が付いています。アレスターの代わりでしょう。 ![]() 下は途中までパーツ交換した様子です。赤丸はAF出力トランジスタ(多分2SB324)、黄色矢印は電源平滑用コンデンサで、今では珍しいチューブラー型が使われています。 ![]() このAF部にトランスがありますが、どう見てもドライバートランスですよね。ひょっとしてOTLなのか? そして今回初めて105℃対応のオーディオ用コンデンサを使いました。下の黄緑色矢印の物です。この部分へ105℃品を使う必要性は全く無いですが、16V10μFのオーディオグレードはこれしかない(しかも今日受け取ったばかりのパーツ)です。 ![]() ちなみに共立エレショップから購入したものです。本日の作業はここまでとします。
最終更新日
2015.03.01 00:53:01
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