カテゴリ:RF-B10/RF-B11/RF-B20
まあ単純というか飽きずにというか、海外向けラジオのFM受信周波数を国内向けに調整できたので、どうせなら感度良く受信しようということです。
1.RF-082 (1)ロッドアンテナの直近にあるコンデンサの容量を、 ※バンドパスフィルターモジュールに繋がっているのはパターンを追って確認していますが、サービスマニュアルが未だ手許にないため推測で作業しています。 ※部品の画像をよく見たら33ではなく330pFでした:テスター付いているキャパシタンス測定機能で確認したので、そう言うことなんでしょう。ただテスターだとテストリードの容量を相殺出来ないので、簡易的な測定ですが。 ![]() 330 → 43pFへ交換した状態でFM放送を非常に感度良く受信できています。結果オーライですが、釈然としないなぁ。 (2)ローエンド周波数:76MHz付近の通過特性を決めるコイルを、1ターン巻き数を増やしました。 結果としていずれの対策も感度アップに対して効果があったようです。本機は局初コイルも巻き直しているので、76〜90MHZを余裕でカバーできました(*^^)v 1.RF-B20 (1)回路図で確認しバンドパスフィルター(以下B.P.Fと省略)の通過帯域もしくは中心周波数を設定していると思われるコンデンサを、7pFから12pFへ容量アップ実施。 ※この作業は口で言うほど簡単ではなく、ダイヤル糸がキッチリ巻かれているプーリーを糸が外れないようにセロテープなどを使いながら取り外し、プーリーの下に隠れているコンデンサを交換する訳です。 ※希望値のチップセラミックがなかったので、オリジナルの7pFへ5pFを親亀小亀方式で半田付けしました。下がその画像です。 ![]() RF-B20はツインドラムじゃなかったツインポリバリコンという構成です。親亀小亀は左側のプーリーの下にあり、部品の取り付けは直ぐに終わったんですがプーリーとダイヤル糸の取り付けで難儀しました(^^ゞ ![]() (2)本機の各種コイルまき直しはまず不可能と思われるため、コンデンサの値だけで何とか受信範囲を調整した。 交換したコンデンサは下の二つ。上の作業と較べれば、こっちは楽勝ですよ。赤丸の2つがそれです。 ![]() こちらは76〜90MHzをギリギリでカバー出来ました。やり出すときりが無いのでこれで打ち止めです。画像の撮影には、いつも通りWG-3GPSを使いました。
最終更新日
2013.09.11 17:35:08
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