何とか終わりました。ボリュームの接触不良解消はうまく行きましたよ。大変だったのは、緑色のボディでダイヤル面のアクリルが曇ったようになって居たものの修復でした。

こんな状態だったのを、アルミ枠とアクリル板を外して削り-磨きを繰り返したところ何とか許容範囲まで復旧しました。6台まとめた画像ですが、ご覧下さい。ストラップを洗って乾かしているところです。

綺麗な個体と較べたら差がありますが、最初の状態よりは随分改善しました。
この機種の筐体は曲面で構成されているので、小柄の割にはペコペコした薄っぺらい感じがないのが良いと思います。下の画像は整備後の様子です。

ポイントになりそうな箇所の抵抗を金皮抵抗へ交換、コンデンサも4つ交換しました。
交換箇所は当たりだったらしく、ノイズ感が減りました。

ラジオとしての半導体構成は、2SC920、2SC945、2SC945、2SC945、2SA564/2SC828です。