随分前に
多機能防災クロック:KR870Nの内部観察、画像追加しましたで紹介した多機能防災クロックはお袋の目覚ましラジオとして活躍していましたが、電池の消耗が早くなっていました。
ラジオを点けっぱなしで寝ていれば直ぐに電池が無くなるだろ!とお袋に注意していましたが、スイッチの接触不良が原因でラジオを切断出来なかったようです。
私自身も状況を確認したので、外出の用件が済んでから修復しました。接触不良自体はすんなりと解消(^^) 久しぶりに中を開けたついでにちょっとメインテナンスをやることにしました。
FMは現状のRF-858よりもよっぽど気持ちよく受信出来るので、調整の主体はAMです。AMの中間周波増幅部は、背の低いIFTとセラミックフィルターがそれぞれ1個ずつでしたので、手持ちの背の高い普通のIFTと交換しました。おそらくIFTのQが高いので、少しは選択度が上がって聞きやすい(混信が減る)だろうという期待感です。
外したIFTはラジオの修理に再利用出来るので、このまま保存(^o^)
コンデンサもオーディオ用100μFをOSコン4V560μFと交換しましたが、電源デカップリング用なのかオーディオ出力用なのか判別出来ていません(^_^;)
基板のパターンが細くて追跡不可能です。イヤホン端子から辿った方が正解だったかも・・・。
まあ音は多少落ち着いた音調になったのと、バーアンテナのコイルを調整してトラッキングし直したのでNHK東京第1放送:594kHzが少し聞きやすくなりました。これで当分は大丈夫でしょう(*^^)v