Pbフリーハンダで、現在使用中の物や過去に使っていたものを、個人の感想を交えて紹介します。
※楽天ROOMへもφ0.3やφ0.6のPbフリーハンダを紹介しています。
1.現在使用中のもの
- Sn:99.0%/Ag:0.3%/Cu:0.7%組成品・・・白光 FS600-02、グットSF-B1008Bなど:固化後の表面光沢はちょっと低いが、ロジウムメッキにも乗り問題なく使用中
- Sn:99.24%/Cu:0.7%/Ni:0.05%-Ge:0.01%組成品・・・日本スペリアSN-100C(031):上記組成よりも固化後の表面光沢はちょっと高い? ロジウムメッキにも乗り問題なく使用中
- Sn:93.6%/Ag:4.7%/Cu:1.7%組成品・・・オヤイデSS-47:フラックスが酸化しやすい?ためか”ツノ”が出やすいが、ロジウムメッキにも乗るので、適宜使用中
2.過去に使用していたもの
- Sn:99.24%/Cu:0.7%/Ni:0.05%-Ge:0.01%組成品・・・日本スペリアSN-100C(040):完全ハロゲンフリーを謳っていた組成で、オーディオ雑誌の音質評価を見て500gリールを購入。固化後の表面光沢は非常に良好だったが、ロジウムメッキには全く乗らないことが判明し、結局廃棄した。今思うと廃棄しなくてもよかったけど、当時は”ロジウムメッキに乗らないって雑誌に書けよ!”という、憤りが強かったです
- Sn:96.5%/Ag:3.0%/Cu:0.5%組成品・・・かつてPbフリーハンダの標準組成と言われた品種で、溶融した時の表面光沢は抜群に高いが、固化後は光沢低下や引け巣(ひび割れみたいなもの)が出るので、個人的な使用感は非常に悪かった
今は小巻で購入できる品種は少ないようです。
- SS-47:小巻品入手可能
- SN-100C(030):小巻品入手可能
- SN-100C(031):小巻品入手不可能
- SN-100C(032):小巻品入手不可能
- FS600-02、SF-B1008B:小巻品入手可能
- 標準組成:小巻品入手可能
- SN-100C(040):廃番?
たまたま日本スペリアの品種を多めに紹介しましたが、他にもたくさんのメーカーがあるので、”Pbフリーハンダ”で検索してみてください。