9TO5MACに記事が出ています。
グローバルアクセシビリティ啓発デーを記念して、Appleは今年後半に実現するiPhone、iPad、Apple Watch、Macで操作する新しいアクセシビリティ機能をプレビューしました。
※画像は9TO5MACの記事から引用しました。
ドアの検出
- 新機能の1つはドア検出と呼ばれ、ユーザーが新しい目的地に到着したときにドアを見つけるのに役立つと述べている
- ドア検出は、ユーザーがドアからどのくらい離れているかを理解し、開いているか閉じているかなど、その属性も提示する
- ドアが閉じている場合、この機能は押す、ノブを回す、ハンドルを引くなどしてドアを開けることができるかどうかをユーザーに通知する
ドア検出は、部屋番号や「アクセス可能な入り口のシンボルの存在」など、ドアの周りの標識や記号を読み取ることもできて、ドア検出機能は、LiDAR、iPhoneまたはiPadのカメラ、機械学習の組み合わせで機能するそうです。
まあ特定の標識をつけるとか、Bluetoothのビーコンをつけるとかの対応が必要になるかも。他にはマスクをかけたままでのFace ID解除のように、動作する機種が限定されることがあるかもしれませんね。
Apple Watchのミラーリングとクイックアクション
- Appleは新しいApple Watchミラーリング機能を発表した
- Apple Watchを「身体障害や運動障害のある人にとってこれまで以上にアクセスしやすくする」方法としている
- Apple Watchミラーリングを使用すると、ユーザーが音声コントロールやスイッチコントロールなどのiPhoneの支援機能を使用してApple Watchを制御し、Apple Watchディスプレイをタップする代わりに音声コマンド、サウンドアクション、ヘッドトラッキング、または外部Made for iPhoneスイッチなどを使うことができる
Apple Watchミラーリングは、「AirPlay上に構築された進歩」など、ハードウェアとソフトウェアの機能の組み合わせを利用可能になる。これらのモビリティ機能に依存しているユーザーは、血中酸素、心拍数、マインドフルネスなどにApple Watchからアクセスできるようになる。
翻訳機能も使いながら訳しましたが、ちょっとピンとこないですね。
- クイックアクションは、Apple Watchに登場するもう1つの新機能である
- Apple Watchの新しいクイックアクションを使用すると、ダブルピンチジェスチャーは、電話に出たり終了したり、通知を閉じたり、写真を撮ったり、再生中アプリでメディアを再生または一時停止したり、ワークアウトを開始、一時停止、再開したりできる
- これは、Apple WatchのAssistiveTouchで使用される革新的な技術に基づいており、上半身の四肢の違いを持つユーザーは、ディスプレイをタップすることなくピンチやクレンチなどのジェスチャーでApple Watchを制御するオプションを提供する
ライブキャプション
- 聴覚障害者コミュニティのために、AppleはiPhone、iPad、Mac用のライブキャプションを発表した
- これらの機能は、FaceTime通話、その他のソーシャルメディアやビデオアプリ、ストリーミングメディアコンテンツ、さらには「隣の誰かと会話をする」など、リアルタイムでオーディオコンテンツにキャプションを付けるように機能する
- FaceTimeのライブキャプションは、自動的に書き起こされたキャプションを参加者に定時できるため、グループビデオ通話は聴覚障害のあるユーザーにとってさらに便利になる
- Macの通話にライブキャプションを使用する場合、ユーザーは応答を入力し、会話に参加している他の人にリアルタイムで声に出して話すオプションがある
- また、ライブキャプションはデバイス上で生成されるため、ユーザー情報はプライベートで安全に保たれる
他の機能 本日Appleが発表したその他の新しいアクセシビリティ機能はまだあります。
- Appleの業界をリードする視覚障害者および低視力ユーザー向けのスクリーンリーダーであるVoiceOverは、ベンガル語、ブルガリア語、カタロニア語、ウクライナ語、ベトナム語を含む20以上のロケールと言語のサポートを追加した
- Buddy Controllerを使用すると、ユーザーはケアプロバイダーや友人にゲームをプレイするのを手伝う事ができる
- Buddy Controllerは、任意の2つのゲームコントローラーを1つにまとめているため、複数のコントローラーを1人のプレイヤーが使えるようになる
- Siriの一時停止時間を使用すると、言語障害のあるユーザーは、Siriがリクエストに応答するまでの待ち時間を調整できる
- 音声コントロールスペルモードでは、ユーザーは文字ずつ音声を入力して独自のスペルを入力でき
- サウンド認識は、各自のアラーム、ドアベル、家電製品など、それぞれの環境に特有の音を認識するようにカスタマイズできる
- Apple Booksアプリは新しいテーマを提供し、テキストの太字や行、文字、単語間隔を調整して、さらに読書しやすくするなどのカスタマイズオプションを提供する
グローバルアクセシビリティ啓発デーは、5月の第3木曜日だそうです。全然知りませんでした