821653 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【お気に入りブログ登録】 【ログイン】

Shige & Happyの楽しい毎日

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール


Shige&Happy

カレンダー

お気に入りブログ

花紀行(5533)-オー… New! 宮じいさんさん

前日比▼2,221,219円… New! かぶ1000さん

今日の抜歯再植術シ… New! mabo400さん

クロゾイの飯寿司を… New! ナナメチャンさん

「聘珍楼横濱本店」… New! ヨンミョン1029さん

コメント新着

 GKen@ Re:初咲きのしだれ桜(3/19)(03/19) このくらいの背丈でも、花が咲くのですね…
 Shige&Happy@ 先進光学技術のミノルタ Gkenさん 最初に買った一眼レフカメラは愛…
 GKen@ Re:断捨離、なかでもこれは大仕事(3/13)(03/13) ミノルタSRT101は、私の愛機でもあります…
 Shige&Happy@ Re:ふれあい人権フェスタ2017(12/9)(12/09) Kuwaさん 確かに若者の姿が少なかったです…
 kuwa@ Re:ふれあい人権フェスタ2017(12/9)(12/09) 私も行ってました。バンド演奏のみでした…

フリーページ

ランキング市場

ニューストピックス

2017/12/05
XML
カテゴリ:最近読んだ本

​南米でのイエズス会と先住民​
 「ミッション」(1986年:イギリス映画)の主な舞台はアスンシオン(現、パラグアイの首都)とイグアスの滝、そしてその上流に作られたイエズス会の伝道村などである。イグアスの滝を舞台にした映画はめったにないので、まずDVDをレンタルして観た。​

 奴隷商人の手先として悪事の限りを尽くし、のちに改心して修道士となる「メンドーサ」をロバート・デ・ニーロが演じている。だが、30年前の映画なので、デ・ニーロはまだ若すぎて最初はどの人物が彼なのかよくわからなかった。

 恋のいさかいから弟を殺したメンドーサが、重い荷物を背負って滝をよじ登るシーンや、戦闘でボートが滝を落下してくシーンは迫力があり、1986年度のアカデミー賞の撮影賞を受賞している。また映画自体は1986年度カンヌ国際映画祭最優秀賞を受賞している。

 映画を見ただけではよくわからなかったので原作を探した。ネット通販にはなくて、図書館に行って検索したらあったので、スタッフに探してもらった。若いスタッフは吹き抜けの天井以上まで伸びる高い梯子をかけて書棚からこの本を探し出してくれた。

「THE Mission」

(著者:ロバート・ボルト、訳:森村裕~ヘラルド出版1987年発行)

 この本を2回読んだら、大まかな内容は把握できた。自分が今まで持っていたイエズス会のイメージも少し変わったような気がする。イエズス会士は、西洋文明と初めて出会った先住民を未開人として、キリスト教徒の文明人にすることを使命として世界中に散っていった。

 イエズス会の伝道活動は日本にも比較的早い段階で到達する。1549年に鹿児島に来たザビエルのことは多くの人が知っていることだ。

 イグアスの滝の上流に多く住んでいたる先住民グァラニーに、修道士たちは農耕や牧畜、さらには楽器作りや演奏、讃美歌の合唱を教えた。こうした伝道村を作っていく活動は、グァラニーをブラジルやボルトガル人の奴隷狩りから守ることにもつながっていた。

「イグアスの滝の上流」

(手つかずの自然が広がり、世界遺産となってからは厳重な自然保護が図られている)

 イグアスの滝周辺では、1620年ごろには10の伝道村がつくられた。そこでは、4万人以上のグァラニー族が、神父や修道士たちの指導で平和な生活を楽しんでいたといわれる。

 しかし、南アメリカ南部のこの地域は、スペインとポルトガルの勢力が拮抗していた。それにローマ教会が加わって、勢力範囲を巡る三つ巴の政治的な紛争になっていった。その結果、1750年のマドリード条約でスペインとポルトガルは南米大陸を分割した。

 この条約により、7つの伝道村の3万人がポルトガル領に編入されることになった。グァラニー族の人々や現地のイエズス会士は強く反対したが、最後はポルトガルとスペインの連合軍によって伝道村の人々は1756年に壊走させられた。

 このあと、各国でイエズス会を追放する動きが起こり、1773年にはローマ教皇がイエズス会の活動を禁止する命令を出す。ミッションとは「命令」とか「使命」という意味の他、「伝道所(キリスト教の)という意味がある。



 

 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。


にほんブログ村






最終更新日  2017/12/22 04:38:02 PM
コメント(0) | コメントを書く
[最近読んだ本] カテゴリの最新記事

Copyright (c) 1997-2018 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.