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テーマ:身近な人権問題(279)
カテゴリ:人権を学び心をたがやす
「おもいやり」って何だろう 「人権教室」は学校からの依頼に応じ、小中学校に出向いて人権啓発の活動をすることである。その内容は、人権尊重に関するDVDや紙芝居を見せ、人権擁護委員がお話をするのが一般的である。時間は1単位時間(小学校45分、中学校50分)である。 「デビューは市内某小学校」 人権擁護委員の辞令をもらって(2017年7月1日)最初の一年間は、先輩委員さんの「人権教室」を参観させてもらった。2年目に入った今年度は、自分が教材を選択して実施する番になった。今日は自分が初めて実施する「人権教室」の日である。 2011.3.11は7年半前のことなので、小学6年生は幼稚園年長組ぐらいの年齢だ。そこで、最初の10分間を震災の被害状況の説明にあてた。ここでは、被災地への2回のバイクツーリング(2013年8月、2018年9月)で撮った写真が役に立った。 「被害の大きさを説明する」 ツィッターには、震災時に被災者に対して人々が示した多くの善意や助け合いに心を動かされたという内容が書かれていた。それを読んだあとワークシートに、自分が心に残った話(書き込み)を2つ選ばせた。 「テーマはおもいやり」 この部分で時間がかかって、友達どうして意見交換する時間が足りなくなった。最後の発問として「このような人々の行いはどんな気持から出たのでしょう?」と訊いた。 予期せぬ答えが出ても全くOKだったが、ほとんどの生徒は「おもいやり」という言葉を発した。そこで、「OMOIYARIの歌」(藤田恵美さん作詞、作曲)の歌詞をパワーポイントで投影しながら皆に歌ってもらった。 「OMOIYARIの歌」 このアイデアは、「J-POPで創る中学道徳授業」(柴田 克著、明治図書)を参考にさせてもらった。映像と音楽を使うことで、単なるお話だけよりも印象深く伝えられたかなと思っている。問題は時間不足で、もう少し教材を精選しなくてはならないと思う。 「最後のまとめ」 まずは最初の「心をたがやす」時間が終わった。当面はこの教材に手を加えてより良い教材にしていく必要がある。すでにあと数校出番が入ってきている。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/01/12 03:48:34 PM
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