2020/02/23(日)18:33
病院の屋上から(1/5)
違った視点からの景色
11月に入院した身内が、2度の大手術を受けた。手術はうまくいったのだが、まだ十分に回復していないので、病院で年越しとなった。
気になっていた年賀状を作ってやり、住所も住所録に打ち込んで印刷して投函した。自分が年末に出したお知らせ「年賀状止めます」を参考に、病院からの年賀状打ち止め挨拶を兼ねた賀状になった。
退院に向けてリハビリをしている入院者の様子を見てから屋上に上がってみた。病院の屋上からの景色なんて、めったに見ることはない。見ないで済ませるならばそれがいい。せっかくの機会だからカメラを持って屋上に行ってみた。
「市街地の向こうに唐津湾」
(病院の周囲は古い町人町だが、地方都市の例にもれず人口は減っている)
少し先の高くなった部分に唐津城がある。これは初代藩主寺沢広高が、豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に築いた肥前名護屋城の廃材をもらい受けて築城したといわれている。しかし、天守閣はなかった。現在の天守閣は1966年に観光用に建設された。
「実際には天守閣はなかった唐津城」
(桃山風の観光用天守閣は、老朽化により1917年に全面改築が行われた)
今年の正月の天気は平穏に過ぎている。今日の唐津湾も波は穏やかで、海を見ていると何だか気分が落ち着く。周囲を海に囲まれた日本人独特の感覚だろうか。
「競技用のヨット」
(見た目はのどかだが、激しいトレーニングが行われているのだろう)
一時はとても心配をしたが、患者は一応の危機は脱した。「よく頑張ったね」と声をかけ、これからのリハビリも頑張るように言って病院をあとにした。
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