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テーマ:野鳥写真(157)
カテゴリ:野鳥の写真
カラスは益鳥かもしれない
田んぼでタニシを見た。それも一つ二つではない。もともと食用として移入されたという巻貝の一種である。しかし、何でも食べるので田んぼで増殖すると、いねの茎が食べ尽くされたりして大きな被害が出る。 「田んぼの中のタニシ」 ![]() (この大きさ(約3cm)は間違いなくジャンボタニシだ) 稲の根っこにあつまっている。せっかく伸びかけている稲が悲惨な状態だ。このままではこの田んぼの稲は根っこを喰いつくされてしまう。 別の田んぼで、カラスが田んぼの中を歩いているのを見た。カラスが田んぼの中にいるのはあまり見ない光景である 「田んぼの中のカラス」 ![]() (ハシボソガラス、ただ一羽で田んぼの中で何かを探している) 観察していると、何かをくちばしにくわえた。どうもタニシをくわえたように見える。もしかしてカラスはジャンボタニシの天敵になっているのだろうか。 「ジャンボタニシにしては小さい」 ![]() (咥えているのはタニシに似ている、ジャンボタニシの子どもかもしれない) ジャンボタニシは繁殖力が高い。上の写真で、稲の茎にわずかにリンク色をしたものが見えると思う。これが、ジャンボタニシのたまごだという。 ジャンボジャンボタニシはもともと食用として移入されたものだそうだ。食生活が豊かになって見向きもされなくなったのだろう。 そのジャンボタニシが日本人の主食である稲の天敵になっているというのも皮肉と言えば皮肉だ。卵からかえった小さなタニシをカラスが食べているのなら、ハシボソガラスの存在は福音である。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 ![]() 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/08/01 05:20:05 PM
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