2021/12/04(土)16:27
地域の人に感謝する会(12/4)
少子高齢化の果てに
今日は、先月「人権教室」を行った隣町の小学校から、「地域の方に感謝する会」に招待されました。今朝は一段と冷え込みましたので、厚手のジャケットとダウンのコートという重装備で出かけました。
「全校生徒によるダンス」
(幕開けは元気一杯のダンス、最近の子どもはリズム感が豊かです)
児童たちは、ダンス、寸劇、群読、歌、合奏など、それぞれ工夫を凝らした出し物で楽しませてくれました。学校を支えている皆さんと保護者で、用意された椅子はほぼ埋まっていました。
この地域は、昭和30年代までは石炭産業が大変盛んでした。小学校も県内有数の大規模校がありました。しかし、現在は2校が合併しても一学年十数名という小規模校になっています。
「地方創生」という上から目線のお役所言葉がメディアに登場してからずいぶん経ちます。この言葉は、2014年の第二次安倍内閣による地方活性策で、地方の人口減少に歯止めをかけ、地方活性化を図ることを目的としていたはずです。しかし、「地方創生」は選挙の時のスローガンに終わっています。地方の人口は減り続け首都圏への人口集中には歯止めがかかりません。
この子どもたちが大人になった時、この地域はゴーストタウンになっているでしょう。幸い、私はそれを見ることなく「この星とさよなら」するでしょう。
「ふれあいタイム」
(最後は小さな手で肩たたきをしてもらいました)
今日の1時間半ほどの子どもたちのパフォーマンスを見ていると、小規模校の良さが随所に感じられました。例えば、誰もが主人公ということです。みんなで力を合わせるということが名実ともに出来ていました。
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