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テーマ:政治・国際情勢(10)
カテゴリ:最近のニュース
コロナ、ウクライナ戦争に翻弄された1年半
薄氷の勝利であったが、こんな事態になるとは思ってもいなかったろう。コロナとの戦いは始まっていたが、まさかロシアがウクライナに侵略する事態が現実になるとは思っていなかったのではないだろうか。バイデン就任から1年半になる。 「国内融和を呼びかけるバイデン」 ![]() (トランプの追い上げには世界が驚いた~2020年11月7日の勝利宣言) アメリカの民主主義はこんなものだったのか。トランプの自国中心主義の政策は、4年間の間にこれほどまでに国民を変えていたのか。バイデンのかろうじての勝利の中に、ポピュリズムの危険性が垣間見える。 バイデンは難しいかじ取りを迫られているが、国際法破りを何とも思わない者が刃物を振りかざしている状態に事態は深刻だ。経済制裁も、中国インドという人口大国が足並みを揃えないので、ロシアの首を絞めるまでには及ばない。 確かにロシアは、旧ソ連時代も、その前のロシア帝国時代も、その地理的な位置からどうしても南下政策という膨張政策をとる必要があった。近年では、クリミヤ半島併合となって2014年には具体化している。 「ロシア軍の攻勢が目立つ東部戦線」 ![]() (プーチンは首都キーウの制圧を断念し東部に注力している~6月11日佐賀新聞) クリミア併合の時のNATOの対応が甘かった。この時、ウクライナ危機を予測して対策を実施すべきだった。今や、どんな形でこの戦争を終結させるかが喫緊の課題である。基本的にはある程度ウクライナがロシアを押し戻した時点でしか停戦は実現しない。ウクライナ側がテーブルにとってそれは最低の条件だ。 もし停戦が実現しても、ロシアの戦争犯罪が裁かれる可能性は薄い。当事者双方が納得して出廷しないと国際司法裁判所は機能しない。 プロパガンダ合戦で、真実が闇の中になろうとしている。ウクライナが明確な事実を持っているのなら、他国はそれを後押しして犯罪者をさばく必要がある。それができないと第2、第3のウクライナ戦争は必ず起こる。 ↓ランキングに参加中、良かったら下のバナーをクリックしてください。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/06/28 08:46:08 PM
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