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テーマ:人権教育のあり方(25)
カテゴリ:人権を学び心をたがやす
(まえがき) ここ十数年、「人権」に関して学び、考えてきた。そして、子ども達には「人権教室」、その親や祖父母世代には「人権懇談会」などを実施してきた。その学びをふまえ、「人権」を考えてゆくうえでの根幹部分について、朝ドラ「おむすび」のキャラクターを借りて会話風に書いてみました。 結と栄吉の会話 その2 栄 結、おまやー「権利」の反対語は何か知っとーか? 結 そりゃー中学校で習ろうたよ、「権利」の反対語は「義務」じゃろ。 栄 辞書にはそぎゃん書いちょるばってん、今の世では「権利」の反対語は 「義務」じゃなかぞ。 国民の三大義務ちゅうて「勤労」、「納税」、「子どもに教育を受けさ せる」ば習ろたろ。そんなら、働こうにも働けん、障がいのある人や 年寄りは「権利」が無かちゅうとか、そりゃおかしゅうなかか。 ![]() 結 そんなら、「権利」の反対語(対義語)は何んなん? 栄 今どきは、「権利」の反対語は「責任」という言葉がよかろうなあ。 「権利」ば主張するなら、そこにゃ「責任」が伴うちゅーこつたい。 つまり、自分の権利ば主張すんなら、他の人の権利も認める「責任」 もあるちゅーこつたい。 結 へぇーじいちゃんな、よう勉強しちょるね。 栄 結、年寄りばバカにすんな。おいは毎あさ新聞ば読んじよるし、朝 ドラの「トラツバ(虎に翼)」も見ちょったつぞ。 ![]() (ある小学校での「人権教室」の様子) つづく・・・ ↓ランキングに参加しています。良かったら下をクリックして下さい。 写真日記ランキングお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/12/28 03:58:44 PM
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