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テーマ:人権教育のあり方(25)
カテゴリ:人権を学び心をたがやす
コミュニティ・スクールの委員になって 自分が在勤していた後、市内のこの中学校は新校舎の建設が始まった。建設当時の生徒や職員は不便なプレハブ校舎で過ごした。新校舎建設の時は他校に転出していた自分は新校舎になって初めて訪問した。 「校門付近から見る新校舎」 ![]() (金網の防球ネットが設けられたほかはあまり変わっていない) 最初に、体育館に行って2年生全員を対象にした「いのちの学習」を参観した。中学1年生の男児を10年前に難病で亡くされたお母さんが講師だった。時々声を詰まらせながら話された内容は生徒たちの心に深く響いていたようだ。 お話を30分ほど聞いて、1年生の道徳の授業を見に行こうとして、途中で3年生の美術を参観した。内容は制作ではなく鑑賞の授業だった。自分の好きな作品を選んで、その作者の気持ちを考えて意見交換するグループワークだった。 「3年生の美術の授業」 ![]() (意見を出させて話し合わせる活動が最近は重視されている) 次に3階に行き5クラスある1年生の道徳の授業を参観した。どのクラスも同じ教材、1枚の絵(休み時間の教室での子どもたちの様子)を使った授業だった。絵の中でいじめが行われている箇所を探すことから始まったようだ。 「1年生のあるクラスの授業」 ![]() (教材は同じでも、それぞれの先生の考え方で学習は進んでいた) この中学校は自分が転出後、コミュニティ・スクールに指定された。校区内の小学校や地域・保護者との連携を深めることが主目的だ。自分が今回学校参観をしたのも、この中学校のコミュニティ・スクールの委員を依頼されたからだ。学校の子どもや先生たちの姿を見るのは楽しみなので、この日を楽しみにしていた。 小中連携や保護者・地域との連携は、既に十数年前からどの学校でも取り組んでいる。この中学校の現在の様子を参観させてもらったり先生方からの報告を聞く中で、自分が何か気付いたことがあれば遠慮なく提言していきたいと思う。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックお願いします。 ![]() 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/06/11 05:37:44 PM
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