|
カテゴリ:足好きおやぢのたまり場
スカパー!で連日一挙放映されていた「謎の円盤UFO」を録り貯めし、ようやく見終わった。
確か私がまだ小学生で、秋田の楢山のおやぢの会社の社宅にいたときにオンタイムで見ていた記憶がある。当時は番組に解説者がついていて、スポンサーが森永で解説を小森のおばちゃまがやっていたはず。 毎回ファッションの事や登場する役者さんの話をおもしろおかしく伝えていて、スカイダイバーのあみあみルックは下に何も着けていないすっぽんぽんなのよ、とか、ムーンベースのユニフォームのデザインは誰々さんが・・とか。この頃は、怪物くんでも淀川長治さんがアニメの解説なんかしていて、今は考えられない放送文化があった。 ミニスカート全盛の頃に育ったとはいえ、腰巻き風の銀色のスカートから伸びる長い脚の卑猥さや、胸もあらわな乗組員の動きに子供心に興奮して見ていた記憶がある。また、日本で勝手にサンダーバードの曲をインターセプター発進時のBGMに割り当てていたことも笑い話の一つ。 あれから40年・・ デジタルリマスターされ、放映時カットされたシーンを復刻しての再放送だったが、なによりも驚いたのがタバコを吸うシーンの多さ。もしかしたらスポンサーがたばこ会社だったのかもしれないけど、もう出てくる人物が男も女も当たり前のようにスパスパやっている。 潜水艦の中でもエアーに限りがあるムーンベースの中ででもそう。見ていて可笑しくなるくらいとにかくタバコを吸う。なにかあれば葉巻を振る舞う(^^;なんとも喫煙者には幸せな時代だったんだなあー70年代は。 最初はお金のかかる特撮がふんだんに使われていたが、どうも予算が無くなったのか後半はシャドー基地の表の顔である映画撮影所をそのまま使ったメンタルな話しが多くなり、終いにゃスタジオに置かれたムーンベースのセットやスカイダイバーのセットの前で、台本を読んでいる素の役者さんを登場させたりしていた。ネタばらしの回なんだろうけどやりすぎ・・(--; ぽっと出の民間テストパイロットが、人類の命運を担う巨大組織のNO2になって組織を牛耳ている不自然さや白人以外の登場人物が(未来の話しなのに・・)人種差別を引きずるような判断、心情を演ずることも、UFOから出てくる宇宙人が共産主義国中国を象徴するかのように真っ赤な宇宙服を着て、顔は東洋人というのにも当時の社会情勢が反映されていて時代を感じてしまった。人類の視野は狭かったんですね。 当時は解らなかったいろんな大人の事情が今は良くわかってしまい、当時のわくわくどきどきは失せてしまったけれども違う意味で作品を楽しむことができたと思う。 結局子供の頃は全てのエピソードを見ていなかったようで、初めて見る回もあった。 全部で26話からなる1970年当時に考えられた、近未来(といっても1980年代だし)のSFストーリー。その近未来からすでに30年が経ってしまったけれど、いまだにUFOの話しは某国の厚いべールで隠されたままである。突然のNASAの記者会見で、もしや・・と期待した自分も情けない(笑)が、50を過ぎても知りたい謎であることは事実。 気を持たせているが、実はなぁーーーーんも無いという可能性だってあるわけで、地球人は大抵のことは笑って受け入れられるところまで進化したんだから、そろそろ真相を公表してもいいんでないですか? どうか私の死ぬ前に、お願い!! 別の可能性として、リーダーが逮捕されても血気盛んに隠されてきた公文書(公電が中心のようですが)を公開しようとしている某サイトが、私の納得するような情報を日の本にサラしてくれるんでしょうかね? 私のためにも、ガンバレ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.08 16:33:37
|