「クルードさんちのはじめての冒険」という映画を観た。
ドリームワークスが去年作った作品なんですが、物語よりもドリームワークスが自社の技術(映像表現力)を誇示するために作ったしょうもないCGアニメ。 秋田の大曲の花火大会の様に、同業者に向けた技術発表会のようで見せたい相手が違うんでないの?と観ている間ずっと居心地の悪さを感じる作品。 子供が観ることを考えるとくだらないギャク(親を殺したがったり)や風刺があって、やっぱり対象は大人だろと感じる演出だった。 ざっと粗筋を追うと、・外は怖い動物ばかりの原始時代・洞窟の中に住み、新しいことはやってはダメ(周りの家々はそれで滅んだ)という戒律に縛られたクルード一家・家族を愛し、家族を守るために戒律を徹底する父・新しいことに興味が尽きず外へ出たがる娘。当然反発しあう・ある夜、火を制す若者が現れる。初めての火に大騒ぎ・若者は地殻変動で今いる場所は滅びると言う。一緒に安全な所へ行こうと・新しいことは悪と父は拒否、しかし地震で洞窟は壊れはてる・しぶしぶ一行は初めての世界へ。知恵と経験に長ける若者・威厳を無くした父は反目するが、次第に威厳を取り戻していく・家族を助けるために自身は崩れる大地に停まった父・やがて世界は崩れ去り、助かったが父親を失った家族は合図の角笛を吹き続ける・・・父は戻ってこられるのか?という内容。え?面白いかな?(^^;じゃあ、借りて観てごらんなせぇー責任は取れないよ!!