2019/02/04(月)20:49
高村山荘へ40年ぶりに行きました。
先日、高村光太郎記念館に行って、
その奥にある、高村山荘に行きました。
40年ぶりです。
小学生の頃行ったんですけど、
これほどきれいなところではなくて、
山荘に行くまでに、アブに噛まれ、
蚊に散々刺されて、悲惨な目に合った思い出があるから。
この白い建物の中に、
高村山荘といわれる小さな小屋があります。
建物の扉を開けると、
高村光太郎が住んでたそのままの状態で、
保存されています。
昔ここに来た時には、
小屋の中に入れたと思ったんですけど、
今はガラス張りになって、見るだけになってます。
この近くに母親の実家があるんですけど、
(と言っても、2kmくらい離れてるんですが)
私のひいじいさんが仲良かったらしい。
数年前に亡くなった私のおばあさんもやさしい人だったと、
言ってたような気がします。
小屋の端には井戸が見えます。
外に出てその隣には、厠がありました。
当然ながら井戸も厠も今じゃ使用不可ですが、
何となくの記憶ですけど、
厠で自分、おしっこした記憶が・・・
妻智恵子がなくなってから、
アトリエを空襲で失い、
東京から疎開して花巻に来た光太郎ですが、
そこでも空襲受けて、この山奥まで来て、
営林署から払い下げられたこの小さな小屋で、
自給自足で生活するようになったようです。
このあと、ちょっと歩いたところに、
智恵子展望台という小さな丘があるみたいですが、
除雪がされていなくて行けませんでした。
この日は、天気は良かったものの、
風がとても強くて、地吹雪が襲ってきます。
次々に粉雪がまとまって、
つむじ風となって襲ってきて、
とても痛い思いを繰り返し、
顔がしもやけで辛くなってきたので、
今回はこれで帰ることにします。
春になると、光太郎が作ったとされる菜園に
きれいな花が咲くようなので、
温かくなったら虫に襲われないように、
虫よけスプレーかけて、
きれいなこの地にまた来てみたいと思います。
志戸平温泉 湯の杜 ホテル志戸平
山荘からクルマで10分くらいのところにあります。
さらにその奥には、宮沢賢治がこよなく愛した、
岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館
大沢温泉 山水閣
どちらも昔からある温泉宿です。
湯治にいかがでしょう。
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