【12月に読んだ本】22冊でした。動物園の本がおもしろかった。
今月はおもしろい本が多かったなーー。太平記を全部聞いたのも思い出だし、「あきらとアキラ」もおもしろかったし、筋トレ関係もよかったし、最後の動物園もよかった。カズオ・イシグロ氏も、難しかったけどやはり余韻が残る本。一冊選ぶとしたら。。。。これか!動物園ではたらく【電子書籍】[ 小宮輝之 ]暖かくなったら動物園に行こう、と楽しみになる本でした。12月の読書メーター読んだ本の数:18読んだページ数:3903ナイス数:244動物園ではたらく (イースト新書Q)の感想日経の書評で知った本。想定外に面白かった。都民なので上野、多摩、井の頭3つとも複数回行ったことがあり、動物園は好きなほうだと思うけど、動物園の役割って大きく、しかも多様なんだと初めて知った。広い多摩の苦労、狭い上野の苦労、色々あるんだなあ。あと、スター動物を飼う意味、安い動物を飼う意味、多種の意味、種類を絞る意味など、色々な話が盛りだくさん。さらに、動物や人のエピソードで目頭が熱くなる箇所複数。。。多摩のクジャクを持ち帰ろうとした人の話と、クマの冬眠の話が一番印象に残った。また動物園に行こう!図書館本読了日:12月31日 著者:小宮輝之だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人の感想だいぶ暗い本。バンコクのコールセンターと仕事で縁があるけど、複数社あるのかな?最初はコールセンターで働く人の個人の事情や特性の話が中心で、いやあ、そこまでネガティヴに書かなくても、と違和感があった。が最後に「日本の閉塞感」と、バンコクのコールセンターがあたかもそこからこぼれ落ちた人のセイフティーネット、という結論が面白かった。日本は豊かになったけど閉塞感が窮屈感が強くて貧困もある。そこから逃れて国は貧困でも気ままに生きられるバンコクを選ぶ、的な。本人がいいならいいんだけど、性産業はやはり禍根を残しそうだ。読了日:12月29日 著者:水谷 竹秀一生太らない体のつくり方の感想この方の他の本が良かったので読んで見た。勉強になるわー。「まず筋トレをし、代謝の高い状態、脂肪が使われやすい状態を作り、その上で軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をすると効果的だということです。」これ、この間ジムのお兄さんの言ってたことそのものだし。もしや今や常識?私の頭の中にある「脂肪を燃焼するには20分以上の有酸素運動」ってのは間違っちゃいないけど、いまやその順番を考えることでより効率よく進められる、ってことか。週二回、筋トレやろうっと。図書館本読了日:12月24日 著者:石井 直方里見八犬伝 (10歳までに読みたい日本名作)の感想次女が学校の図書室から借りてきた本。「10歳までに読みたい日本名作」シリーズらしい。これ、子どもに読ませよう熱をすごく感じる。今時のイラスト。カラー口絵。登場人物と相関図など。話も大幅に場所ってあるけど、ポイントは押さえてある様子。こうやって、ダイジェスト版でもいいから名作に触れたらいいよねえ。近所の図書館にはなくて残念。読了日:12月21日 著者:曲亭 馬琴,横山 充男腹だけ痩せる技術 (メディアファクトリー新書)の感想日経土曜日版で紹介されてた「ドローイン」が気になって借りて見た。その新聞では、1日2回、壁に沿って背伸びしましょう、みたいな内容だったけと、この本を読むと、むしろ普段からお腹を引っ込める姿勢をしましょう、のほうが本筋だった。姿勢が分からない場合は壁に沿って確認とのこと。姿勢に気をつけるなら出来そうなので意識しはじめると、気をぬくと結構いい加減な姿勢をしてるんだなあと気づく。特に電車の中で、リュックを前に抱えた時。お腹突き出す感じになってる。意識して続けてみよう。この本は完全に男性向けなのが惜しい。図書館本読了日:12月20日 著者:植森美緒パッとしない子の感想これ、すごい作品。現代のホラーというか、聞いてて怖かった。最初は「平凡な学校もの?」と思ったけど、いやいや、途中からやめられなくなりました。学校の先生ってやっぱり影響の大きい仕事なんだよねえ。いや、先生に限らず、私も気をつけよう。セリフ、場面、みんなリアリティがあり、そこがすごい。不自然さがない。さすが辻村深月!彼女ももはや有名人、同じような嫌な思いもしてるのかも、とちょっと思った。Audible にて。読了日:12月17日 著者:辻村 深月私本太平記 13の感想ついに制覇しました。まずはそのことが感慨深い。ほぼ全編6時間超え×13巻。おかげで一番馴染みのなかったこの南北朝時代、室町幕府の成立の理解がだいぶ進んだと思う。と言ってももう一度本で読みたい気分。それくらい、人が多いし複雑。あとは、新田義貞、楠木正成側からの本も読みたい。最後の覚一と藤夜叉が結婚してたところと、観阿弥との出会いは良かったなあ。トップになる、とガシガシ行きてくよりも、第3の別の道を選んだ人の方が穏やかに生きていけるのか。Audible にて。読了日:12月17日 著者:吉川 英治まんがでわかる 伝え方が9割の感想本も読んだことあるけど、漫画も読んでみた。やはり面白い!一番笑ったのは、締め切り間に合わない時に使う「クオリティ上げたいので粘らせてくれませんか?」のところ!モノは言いようだな!と思ったけど、考えてみたらこの本はみな言いようを考える本だった。まずはこの3つから活用しよう。「相手の好きなこと」「選択の自由」「認められたい欲」。「強いコトバの5つの技術」は、ブログのタイトルに参考にしてみようかな。図書館本読了日:12月13日 著者:佐々木 圭一仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?の感想今度は書籍で。ショートカットを身につけよう!ってことで、机に貼り付けるのを出力した。図書館本読了日:12月10日 著者:木部 智之仕事の問題地図 ~「で、どこから変える?」進捗しない、ムリ・ムダだらけの働き方の感想「職場の問題地図」が面白かったのでこちらも。私のいる部署で問題なのは「進捗不明」と「失敗しっぱなし」か。特に「失敗しっぱなし」の①の「うちのチーム、いざってときは結束力あるよね」とトラブル対応完了で満足しちゃうのってあるある。。徹夜で結束する場面を作らないところに結束しようよ!私も課の中では年齢的に上から数えた方が早いので、じゃんじゃん失敗を告白しようかな。私が取り組みたいと思ったのは「対立を避ける」の章の「対立・衝突を健全なものとして受け止める」。「仲良し俱楽部はいつまでたっても形成期」は納得。図書館本読了日:12月10日 著者:沢渡 あまね10代の子どもが育つ魔法の言葉の感想中学生の息子と口争いが絶えなくなり、読んで見た。「こう言われたらこう言う」的な魔法の言葉を期待して読んだけどそれはなく😅ま、そりゃそうか。むしろ魔法の対応というか、魔法の態度というか、魔法の親というか。1つ学んだのは、ちょっと私は口を出しすぎだったかも、ということ。言いたいことは大量にあるけど、ぐっと目をつぶって口を閉じて我慢することにした。「先のことを考えて行動できれば、自分の行くべき道が見える」ってパートが一番ツボった。本人に考えさせる。本人に失敗させる。ってことで、見ざる聞かざる言わざる!図書館本読了日:12月09日 著者:ドロシー・ロー・ノルト,レイチャル・ハリスキウイフルーツのひみつの感想こどもが学校から借りてきた本。我が家はみんなキウイ好き。私も商品としてのキウイに興味あり、かなり勉強になった。国挙げて品質管理に取り組んでるんだなー。品質って栽培から収穫、出荷の管理まで。驚いた。非売品のせいか読書メーターになく、初めて登録しました!読了日:12月09日 著者:私本太平記 12の感想楠木正成、自害。そこまでの死亡フラグもすごいけど、一番お?と思ったのは、50人から枕を並べて死ぬ場所選び。その辺のお寺かなにかを選んでて、正成も、村人が何かと集まっていた場所をこんな風に使って悪いな、みたいな事を言ってた箇所。ホントだよ、、、Audible にて。読了日:12月09日 著者:吉川 英治おんな城主 直虎 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)の感想放送も残すところあと2回😱前のに引き続き、衣装の話が面白かった。色とかデザインってちゃんと計算してるんだなー。家康の「ヒゲを生やしても幼さが残るのは、柄物の着物や袴ばかりでちぐはぐな印象だからか」とか、なるほど、と。人として一番面白かったのは榊原康政役の尾美としのりさん。あの冷静さ、賢さ、頼られさ。素敵だわーと思って毎週観てるのだけど、何と「自分自身とは全くタイプが異なる、と。そうなのかー。図書館本読了日:12月09日 著者:アキラとあきら (徳間文庫)の感想池井戸作品、ほとんど読んでますが、最近のとはちょっと雰囲気違うな、と思ったら逆に少し前の作品だったらしい。内容は面白くてほぼ一気読み。2人の「あきら」、つまり主人公2人を描くので、一冊で2度美味しい、的な😍でもやっぱり魅力的なのは瑛のほうかな。子供のころの布団屋の息子とのエピソードが1番グッときた。我が家はサラリーマン夫婦なんだけど、私の両親は自営業だった。頑張っていたんだなあ、と今更思う。図書館本読了日:12月09日 著者:池井戸潤ジムに通う人が知っておきたい最新トレーニング科学 (洋泉社新書)の感想中野ジェームズ修一さんに惹かれて読んだ本。もちろん彼のパートも良かったけど、石井直方さんのパートが私にとっては新しくてよかった。「筋肉トレーニングをしたあとで有酸素運動をした方が効果がある」「もっとも重要な部分のトレーニングを、疲労が蓄積していないうちに行う」の二点がもっとも参考になった。確かに今日行ったジムのお兄さんもそう言ってた!彼は説明が今ひとつだったのではっきり分からなかったのだけど(失礼)、つまりこれだったのね!いつも歩いたり走ったりだけだったのだけど、これからは筋トレもしよう!図書館本読了日:12月06日 著者:わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)の感想ノーベル賞かあ、ってことで発表その日に勢いで予約した本。感想は、、どう表現したものか、難しい。SFでもなく、社会派というほど告発調でもなく、「え?どういう意味?」「今の伏線?」と思ってるとポロっと「臓器提供のための人間」「あなたがたは子どもはできない」「クローン」との情報が与えられたりする。不思議に静かに進む小説でした。正直最初は睡眠導入剤かと思うくらい眠くなったけど、最後半分になり面白く読めた。それでも「わかった」とは言いがたい。映画かドラマ版でも見ようかしら。図書館本読了日:12月05日 著者:カズオ・イシグロCD付 究極の英語リスニング Vol.3―SVL 3000語レベルで1万語[深まる3000語] (究極シリーズ)の感想2ヶ月間毎日聞きました。それでも最終日に「あ、こう言ってたんだ」とようやく分かる箇所があるなど😱もちろん最後まではっきりわからない箇所もあるし。まだまだだなー。12月からは4を聞きます。Audible にて読了日:12月02日 著者:読書メーター