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カテゴリ:読書感想文(育児、教育系)
こちらもどなたかのブログで紹介されていて、面白そうだったので読んでみました。
どなたのだったのか・・・不義理ですみません ![]() ![]() 残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ 著者はオランダ人の男性と結婚されて、今はオランダ在住の女性。 学者さんですね。 子供の教育から、働くこと、歴史など内容は幅広いです。 昔読んだ、イギリス人と日本人の比較本が「イギリス人万歳、日本人ダメダメ」みたいな内容で気分悪くなった本がありました。 今回もその手だったらやだなーと思ったのですが、 全くそんなことはなく。 冷静にオランダ人の嫌なところ、嫌な思いをしたところなども書かれており、 そして「世界は大人の日本人を待っている」の章はかなり励まされました。 小学校は公立私立とも国からの補助金は変わらず、授業料ゼロ。 大学でも年25万円くらいだそうです! 月で割ったら2万円くらいですよね。 日本ならちょっとしたお稽古事でそれくらいになりそうな。 日本でもそれくらいに教育にお金をかけて欲しい。 これは勝間さんも言っています。 どうして日本の政治は高齢者に手厚いのでしょうか? 私自身が高齢者と接する機会がほとんどないから特にそう感じるのかもしれないですが、 日本は世代間の断絶があるのでしょうかね。 お年よりはお年よりだけ、若者は若者だけ、みたいな。 また、先日読んだ勝間さんの本での「同じ仕事は同じ給与」に関連しそうな、 「パートタイムも正規雇用」のくだり。 今の日本でのいわゆる「パートさん」の仕事で正社員と同じお金を払うのではなく、 ワークシェアリングのイメージでした。 小学校の先生を、二人で担任をするとか。 これは納得です。 産休に入る直前の私のチームは三人が三人とも家庭があり、要介護者がいたりして 「いつ休むか分からない」状態。 三人で2.5人分くらいの仕事量だったと思います、正直言って。 でもおかげでお互い「いつ休んでも回る」仕組みを考えたし、 誰かが休んでも「お互い様」で自分も安心して休めた。 「一人で何でもできる」ことよりも「三人が誰でもできる」ようにすることのほうが高度だけど、 その分満足度も安心感も高いんだな、と今実感しています。 もう少しこの辺のことを勉強したいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.03 09:09:38
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