「三国志の大地」
図書館で借りました。三国志を読んでいて、気になるのは風景。広い中国、砂漠あり山あり川あり少しですが海も出てきます。どんなところなんだろう、と思っても小説ではわからず、想像のみ(まあそれもいいのですが)。当時繁栄していた都市なども今は寂れていたりしているらしく、今のガイドブックでは発見できなかったところで、この本を発見しました。三国志が好きな著者がご自分で行かれた旅行の、旅行記と写真、といったところでしょうか。もうちょっと写真が大きかったりすると私としては楽しめたのですが、こちらは旅行記的、かつ解説本という感じでした。まあそれはそれで楽しめましたが。読んでいて思ったのは、やはり中国って歴史がある国ということ。三国志の頃って日本の邪馬台国の頃だったりするのですが、その頃にこれだけの物語があるわけです。そして祭った施設も残っている。だたし文化大革命の時にだいぶ破壊されているようです。その一方で中国っって・・・と思うのが、どんどん今風に再建してしまっているというところ。ひなびた感じではなく、金ぴかに再建してしまうんだそうです。それと、史実にない人物を祭るところまでちゃんとあったりする。うーーん。アバウト。とにかく三国志スポットは今の大都市からは遠く離れているそうで、普通の旅行社のパックツアーではいけないようでした。