【読書メーターでまとめ】10月に読んだ本。同調圧力の本が面白かった
今月は、数は少なかったけどいい本が多かった。バンクシー展はまだ行ってません。休日だと50分待ちとかもあるらしい。どうしようかな。10月の読書メーター読んだ本の数:15読んだページ数:2131ナイス数:174同調圧力の正体 (PHP新書)の感想目から鱗が落ちた。同調圧力って校則やPTAだけの話と思い込んでたけど、地域社会にも、そしてなんと職場にもある、という点に驚いた。驚いたというか、今まで感じていたもやもやが、この言葉で説明がつくんだ、というところが目から鱗。身近で、仕事を引き受けすぎて結局自分が大変になって不満たらたらの人がいて、なんで断れないんだろう、と思っていた。承認欲求と思っていたが、同調圧力という切り口でもう少し観察してみよう。最後の「どう立ち向かうか」の章にあった「多元的帰属」と「仕事や活動を分ける」が具体的で納得。図書館本読了日:10月31日 著者:太田 肇ソロモンの偽証 第I部 事件 上の感想audible で無料だったので聞いてみた。昔本で読んで、あらすじと面白かった、という感想は覚えていたけど詳細は記憶がないので、ほぼゼロから楽しんでいる。それにしても宮部みゆきってやっぱりうまいよなあ。特に、中学生のめんどくさい内面とかめんどくさい人間関係とかの描写がもうたまらない。「ああ、わかる」「うわ、いやだなー」といちいち思ってしまう。続きは有料なので迷っているところ。読了日:10月29日 著者:宮部 みゆきLevel 3: Marvel's Captain America: Civil War: Industrial Ecology (Pearson English Graded Readers)の感想今月の英語の本。映画でも見たので話はわかる。そして、好きな作品なので楽しめた。最後のCaptain America からの手紙がよかった。18歳から1人だった。のところ。たしかにそうだった。映画でも規律重視の人が友達をとるんだなあ、と思ってた。分からない単語は1、2個。なのでストレスなく楽しめた。ただ、これは他の本に比べて、オノマトペが多かった。whoosh! thwack! ker-bam!など。読めませんがな😢図書館本読了日:10月26日 著者:Coleen Degnan-Venessお札に描かれる偉人たち 渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎の感想大河ドラマ館で知ったので図書館で。児童書ってわかりやすくていいわあ。3人に共通していたのは、明らかに誰かと戦っていたことと、それをしっかり描かれていたこと。「時代と」とか「自分と」みたいな抽象的なのではなく。特に北里柴三郎は、陸軍やらに根に持たれてた。これを児童書で書くってことはもう明確に戦ってたんだろう。大河ドラマも見てるけど、明治時代って本当に変化の時だったんだな。ついていけた人はこうやって描かれるけど、ついていけずに消えた人っていうのもたくさんいたのだろう。今のコロナ禍もそうなんだろう。図書館本読了日:10月24日 著者:楠木 誠一郎ホットクックだからおいしい! 絶品レシピ150の感想ホットクック の本ていろいろ出てるけど、これは少し大人向けレシピが多かった。珍しい調味料や材料はないけど。豚レバーの低温調理はやってみたけど、味付けに工夫要。食感はよかった。自分で切ったら筋が残ってしまったのだけど、どう切るのがよかったのかなあ。図書館本読了日:10月23日 著者:牛尾 理恵捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ (SDGsノンフィクション食品ロス)の感想このパン屋さんの本を読みたくて図書館で検索して借りたら、ジュニア向けの本だった。でももちろん内容はよかった。材料にこだわり、よい意味で手は抜き、シンプルに作る。そして、待ってくれてる人に届ける。やはり規模って大事なのかも。自分の台所だと食べ物って捨てない人がほとんど思うのに、どうして仕事だと捨てられるんだろう。しかも、自分が作ったものを作った日に。そのシンプルな疑問を形にして解決したんだなあ。食べてみたい。図書館本読了日:10月21日 著者:井出留美SDGsのすごい会社の感想「捨てないパン屋」読みたさに図書館から。やはりそのお店の章が一番良かった。以前よんだ「百食屋」に近いものがある。売るものと量を絞る。無駄がでないから、質の高いものを提供できる。質が高いから、お客様に喜ばれる。喜ばれるけど、量を増やさず絞る。という好循環か。「材料はベストなものを使うから、手間は70点で許してください、100点のものを70の値段で売りますから」という発想。今のパン屋に限らず食べ物の小売りって逆なのか。別のレストランの章にあった日仏の比較も印象的。日本人はずっと頑張らないとだめな仕組みにしてる読了日:10月17日 著者:川田 精一,倉田 潤,コバヤシ タケシ,坂本 宗隆,冨田 直子,廣水 乃生,松谷 真弓,矢島 賢Casa BRUTUS特別編集 バンクシーとは誰か?【完全版】 (マガジンハウスムック Casa BRUTUS特別編集)の感想似たような他のムック本2冊より圧倒的に良かった。情報量が多いのかな?手元になく比較出来ないけどよかった。「バンクシーって誰?」展は「ぶら美」でみたらかなり面白そうなので行く気になったところ。あとはパレスチナ問題にも興味を持った。図書館本読了日:10月17日 著者:50分でわかるあらし・テンペスト (-シェイクスピアシリーズ10-)の感想2つの嵐の話。島に2人で暮らす親子。物心ついたときから人間は父親しか見たことがない、という娘の設定が面白いと思った。それでも恋に落ちるものか???まあそこは書物で補っていたと思うことにしよう。audible 読了日:10月16日 著者:ウィリアム シェイクスピア,William Shakespeare60分でわかるリア王 -シェイクスピアシリーズ9-の感想これは理解できたと思う。娘3人の王が、正直な末っ子を蔑ろにし、邪な長女と次女をとったら裏切られて邪険にされた、と。そしてその長女と次女も含めて最後はみな亡くなった、と。シェイクスピアの悲劇系はみんな亡くなるの結末なのかしら。audible 読了日:10月12日 著者:William Shakespeare50分で分かるじゃじゃ馬馴らしの感想前半はDV夫みたいな話だった。理解できたとも楽しめたとも思えず、再挑戦要。audible 読了日:10月12日 著者:William Shakespeare悪いものが、来ませんように (角川文庫)の感想いやー難しかった。最初は、面倒な女子どうしの仲良し話し?→毒母?→奈津子の産後って、受話器とか言ってたから昭和かと思ったけど?→鞠絵の子どもって全く登場しないよね、、?から、親子だな孫だのとわかり、その辺りは理解できた。未だに理解できないのは最後の奈津子の動機と、それを理解する紗枝の工程。全く理解できなかった。結局紗枝に感謝させるための隠蔽工作だった、ってことでいいのかな?図書館本読了日:10月11日 著者:芦沢 央クレイジー・リッチ・アジアンズ 下の感想面白かった!映画はハッピーエンドだったけど、この本では結婚するまでには至らず。マレーシアの別荘に避難してからの描写が山場だし、良かった。本物のお金持ちはお金のことを話さないし、見せびらかさない。ニックもほんといい子。これは映画でも思った。そしてなんと別荘にもおばあちゃんとお母さんが登場。恐ろしい。その一方でアストリッドとチャーリー夫妻のうまくいかなさ具合もリアリティがある。やはり経済的に差があると難しいのか。結婚式にウイーン少年合唱団が登場したのは笑った。リッチや。図書館本読了日:10月09日 著者:ケビン・クワン結局、「しつこい人」がすべてを手に入れるの感想この人の他の本が良かったのでこちらも。自分自身が習慣化できてる人なのかも、ということがわかった。特に仕事は、割と早く仕組みにしてしまうので。一番学んだのは「すぐあきらめる部下を変えた魔法の方法」のところ。私は、「その人の行動内容をほめる」のが良いと思っていた。が、「その人の信念や能力を中心にほめる」がよいとのこと。そうなのか。ネガティブなことを伝えるときだけ、行動内容に焦点をあてる、のがいいのかも。『「信念、価値観」「能力」を中心に褒める』のがよいと。これは私のいままでのやり方を再考要。図書館本読了日:10月07日 著者:伊庭 正康クレイジー・リッチ・アジアンズ 上の感想映画が面白かったのでこちらも。うん、クレイジーなくらいリッチ!たぶん映画観てなかったら名前で混乱して楽しめなかったかも。映画のおかげで誰が誰だかわかってて、詳細楽しめてる。映画は建物や環境からリッチさが伝わってきたけど、本は数字からリッチさが伝わるので面白い。映画のニック役の人素敵だったなあー。図書館本読了日:10月02日 著者:ケビン・クワン読書メーター