択一後への手紙商法とにかく試験対策講座と論証パターン 自己株式はパターン(同意が必要・不要)に分けて整理 設立中の会社の権利能力の範囲と発起人の権限はしっかり整理して論述できるように!! なんとなく分かってきたような気がする というのも、最近結構答練の点が良く なにが本番のときと違うのかなぁ・・・って考えてみると 「完璧を目指さない」ってことなんですね 本番ではどうしても色気を出して、少しでもいい点をとろうと完璧を目指してしまう でも、答練では、結構、自分の書きたいように、勉強したことはここまでだ~、この問題はこういうことが聞きたいのか~、それを分かってるよ~ っていうのを中心に書いているんですね。 そうすると、「本問での問題点について論じることができています。ここの論証については、答案例を参考にしてください」という講評で、いい点数がついてくる。 まあ、この時期なので相対的にいい点数がつきやすいのも事実ですが。 1.問題文から何が聞かれているのか、どうしてそのことについて問題になるといって論じないといけないのか、を理解していることを示す 2.どういう方向付けで問題点を通常処理するのか(つまり原則論、理論的裏づけ)を示す 3.問題の特殊性に配慮する(通常よく挙げられる事例とどこが違うから(要件)、どう自分は考えるか(効果)。 このうち、重要性で言うと 1>2>3なんですね。 でも、「完璧を目指す」という意識になると、どうしても、3をまずわかってますよ~、ってしめしたくなっちゃうんです。 だから、だめなんだよなぁ・・・。 これは、択一後の自分への手紙に書いておこっと 論文は、この問題は何を意図して作られた問題なのか、ということを考えないで答案を作るのは非常に危険だと思う。 いわゆる出題意図なんてものは後付けで予備校関係者や長老の話のねたに過ぎないと思っていたが、そうではないのではないか まず問題をみる。そして出題意図を探る。知識を見たいのか、ストレートに答える姿勢を見たいのか、誰もが知ってる知識をまとめる能力を見たいのか、未知の問題へのアプローチの仕方を見たいのか。 大筋書くことは同じでも力を入れる所が変わって来る。ここに得点が跳ねる秘訣があるのかも。 再来週から刑法の答練なので論パを読んだりしてみました 感想は刑法って広く浅く書くかもくなんだなぁ ということ 刑法はホンマに説得的に書こうとすると長くなりすぎてまとまらなくなるんですね だから論証も前提となることはかなりはしょってる 永山先生の本に憲法は実務家は解らないから論理しか見てないというのがありましたが刑法でも実務家は細かいことは解らないのではないか なので論証の細かい言い回しなんかはまず見ないんでしょうね だとすると刑法は何を見て採点するか おそらく論点を広く挙げられてるかを見ていると思われます 刑法については論点の抽出が最重要 対策としては論点の体系を徹底的に記憶してしまう 今年はこれで行こうと思います |