「ひよこクラブ」においでよ♪

2006/11/30(木)20:26

大草原の小さな家「愛と祈り」

シネマ+BOOK+♪(48)

 今日久しぶりに思い立って、大好きな「大草原の小さな家」のビデオを見ました。自分が子供の頃、自分の若かりし青春時代、我が子が小さい頃、我が子が小学生の頃、などなどテレビでも何度も見たし、録画していあるビデオも何度も何度も繰り返し見ました。ネリーがパーシバルと出会うところらへんは、特に大好きでした。そんな大草原ファンの私が1番心にしみて、大感動したのが「愛と祈り」なのです。今日見返して、記憶にはっきりとしていた感動ポイントは1つだと思っていましたが、本当は数十箇所である事が、今、判明しました。(^-^;) 最初、心無いおじさんが、自宅の犬が産んだ子犬たちを、袋に石と一緒に詰めて池に放り込むシーンから始まります。それを助けようと池に飛び込む、小3くらいのローラと小6くらいのメアリー。何とか池の中から岸へ袋を引き上げることに成功した2人ですが、中の子犬がどうなっているのかドキドキなんです。なかなか袋の口をくくってる紐もほどけないし。袋から1匹ずつ子犬を取り出して、子犬が生きていた事を喜び合う2人。しかしメアリーが「ローラ!どうしよう!もう一匹中にいる!動かない!」と悲鳴にも似た声で叫びます。「いや!みられない」と袋を渡されても中を見ることが出来ず、涙を流すローラ。しかし、その直後、その膨らむ袋の中の物体は、死んでしまった子犬ではなく、実は重りとして入れた石だと言う事が分かり、二人はひしと抱き合い、喜びながら「良かった良かった」と泣くのです。もうココで既に私は号泣です。しかし本題はココから・・・。インガルス一家の友人で、夫さんが数年前に他界され、お母さんと子供3人の家族がいます。その家族に、池から助けたワンコちゃんを1匹も貰ってもらうのです。そこから話が始まり、そのお母さんが夫さんに続いて余命幾許も無いという設定。お母さんは、自分の余命が1ヶ月か1週間かは分からないという事をベイカー先生の診察で知り、子供達に自分の死期が迫っている事を話します。小6くらいの男の子・小3くらいの男の子・幼稚園年少くらいの女の子にです。夜ご馳走を作り、みんなで美味しく食べた後、お母さんはゆっくりと、しかしきっぱりと話すのです。「人は誰でもいつか神に召されます。それは素晴らしい事です。私はもうすぐお父さんに会えます。」と。長男が「嫌だ・・・」といって泣きそうになるのを厳しく静止し、自分が死んだ後、彼らに毅然と、生きていくように話をします。ココらへんはもう号泣です。子供達は小さいながらも、しっかりと話を受け止め、次の日に教会で、「子供達を引き取りたい家族を募る」という話をする時に「哀れみではなく、愛で引き取ってもらえるよう」にと、毅然として立っていなさいとの言葉の通り、毅然とした態度で前に立っていました。その後お母さんは、家族とお別れを言い、亡くなり、埋葬したあと、神父さんが、彼女から預かっている手紙を大雨の中朗読します。「楽しく 笑いながら 私を思いだしてください それが私の 安らぎとなるでしょう もし 涙なしでは思い出せないのなら いっそ 私を忘れてください」と・・・。この台詞を始めて聞いた日から、私の中で忘れられない回になったのです。素敵なお話NO1です。子供達は結局エドワードおじさんが再婚して引き取ります。悲しいお話のようですが、実は人間だれでもが知っておかなければならない死という現実を、甘すぎず、厳しすぎず、爽やかに描き切っています。それにハッピーエンドなんて最高でしょ♪エドワードおじさんが引き取った子供の中の一人が、大人になって死んでしまうというエピソードも知っている私にとっては、登場人物みんなの人生をある程度分かっていながら、なおかつその10年前の生活を見ているようで、楽しみ方も何十倍となります。メアリーも目が見えていますし、アルバートもまだ養子になるどころか、出演もしていません。ネリーも1代目で、まだまだ性格悪いです。あ~~~懐かしい。しばらく毎日見てエネルギーもらおう! 

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