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式根島倶楽部

式根島倶楽部

神津島 基礎編

 東京から 178km、周囲 22km。
 面積18.87ヘイホウキロメートル 。

 って、そんなに大きくないと思うんですが、人口は2000人超。



神津島村 公式HP ←GO!!
パンフレット無料配布も行っているそうです。上記アドレスにアクセスです。

 神津島観光協会←GO!!


  
  漁業中心の島、というイメージですね。ここは。
   島の中に高校まであります。
  ネーミングはなぜか「島」が入っていなくて、
  「神津中学校」・「神津高校」が正式名称。
  
  式根島は「島」が入ります。
               念のため。



 古代から、黒曜石が取れたため、縄文初期(8000年くらい前?)から人が船に乗ってやってきて暮らした跡が確認されているそうです。
 伊豆7島の中では最も古くから人が住み始めた島だといいます。

 水が豊かな島で、7つの島にそれぞれ水を配ったという、いわゆる「水配り神話」が残っています。
 
  神津港の近くにモニュメントもあり、6人の神様が水をもらいに行っていますが、少し離れたところで横になって眠っているのが利島の神様で(利島の人は怒らないのかな)、寝ぼけて遅刻した利島の神様は、水を貰い損ねるという伝説があります。だからいまだに利島は真水が出なくて苦労しているのです。(現在は海水を脱塩する装置により飲み水を確保しているのです・・・詳細は利島編で)

 神が集まる島、ということで神集、神津の名前があるのだそうです。


 実際、伊豆7島の中でほぼ中央に位置し、中央に立派な天上山(テンジョウザン;標高572メートル)があるため、なかなか立派な島です。

 ただ、噴火した影響でそれほど土壌が豊かではなく、天上山山頂部には表砂漠・裏砂漠といった植物がほとんどはえない砂漠地帯があります。

 天上山の他、高処山(304メートル)、秩父山(280メートル)などもあり、島のほとんどが坂道です。



 17年早春に、神津島天上山・伊豆7島最高峰到達しました。風が強く、飛びそうでした。飛ぶと一気に式根島まで着く・・・わけもないのですが、黒島口という厳しい方から登ることに。

 宿の女将さんに荷物を運んでもらい、登山口で別れ、下山時刻にもう一方の緩やかな白島口って方に迎えに来て貰うことになりました。


 問題はそれから。


 入口には登山記名帳もあったのですが、ここ数日2組程度しか登っていない気配・・気を奮い立たせ、いざ出発。

 10合目まで、10本の杭と、ベンチがあるのがありがたいですね。うんせ、うんせ、と登っていきます。下には遙かに村が見えます。なかなか快調。無事登頂成功し、山頂を探索。約1時間で登るまでは登れます。

 この山頂がくせ者でして、なんと約4ヘイホウキロメートル、式根島とほぼ同じ広さだというのだから驚きです(いや、式根島が狭いことに驚きなのですが)。

 てくてくてくてくと、歩くこと約3時間。
 水がないのに「池」を名乗るなって場所もあったり(現在乾期)、砂漠通ったり、でも・・生き物の気配がないことに驚きました。季節のせいでしょうか。

 下山は再び小1時間。体が冷えてきました。帰りは林の中を通っていく感じでしたので、日もささず、ひたすら帰る道をたどる感じでした。

 とりあえず天上山、微妙になにもない山でした。
 火山ということでは、大島の三原山に似ていますね。



  宿から車を借りて、神津島を散策。車がないと神津観光は難しいですね。式根島のノリだと車なんぞ無くても自転車と徒歩で充分なのですが・・・。

 一番の見所といわれた赤崎歩道は、なんと途中の道が陥没していて(爆)一回引き返すが、途中地元の人に教わって、昔の道のほうを通ることでたどり着きました。波台風、って言ってましたが、風というより波の激しい台風襲来のときにやられたんだそうです。

 っていうか、道にも人がほとんどいないぞ?神津!何故だ。
 そうか、生き物が基本的にいないのか、神津・・・

 所々工事中でした。神津島。
 まあ、季節柄仕方ないのですが。

黒曜石が取れるということで少し期待していったのですが、現在は産業としては一切何もやっていないそうで、見かけたのは港の待合室での剥き出しの岩石と、観光案内所のカウンターの上にあるお守りみたいな小石状の黒曜石のみ。これは残念。
 
赤崎歩道のほうでは、コーガ石が取れるという場所があるらしく、新島がよくコーガ石が取れるのはイタリアのどっかと新島だけ!といっているのと矛盾しているのではないかと思いました。
 誰か詳しいことを知っている方がいたら教えてください。

             
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 さてさて繰り返しますが車がないと大変な神津島。
 島のほとんどが坂で出来ています。

メインは天上山。天上山しかないのか神津島。
天上山しかないぞ神津島。

 しかし一方で人が住んでいる集落そのものは意外なほど狭く、村内だけなら徒歩でも十分移動が可能であると感じました。店というか、商店は多く(多すぎる気もするくらい)、住宅街の中にポツンポツンと金物屋から食べ物やまで、微妙に絶妙なラインナップです。ケーキ屋があったことに驚愕。

 神津ストアってのが一番の店らしく、若いお姉さんがレジを打ってくれました。
 100円均一をやっていました。肉も売っていました(笑
 島寿司も売っていたので、素朴に眩しかったです。
 地元でとれた生魚は売っていなかったな。
 それは新島ストアや新島のマルマンの方が入っているようです。
 帰りはここで昼ご飯を買ってから船で式根島に帰りました。

スナックとか、ディスコとか書いてある店も目に付いたのですが、
あそこはやっているのでしょうか、などと思いながら(夏だけ開くのかもしれない)村を散策。

 博物館は非常に曰く言い難い建物でした。
 別に・・・300円は高くないでしょうか・・・
 何があるってわけでもないのですが、せっかくなのでのぞいただけです。はい。

 土日祝日しか開いていないってのも強気でいいです。
 ちなみに確か利島の博物館は入場無料だしたが土日休みで入れなかった記憶が。


今回時間が無くて、温泉には行けませんでした。
民宿でお風呂頂いたからかまわないのですが。
「料理のおいしいところを!」と観光協会にお願いしておいたので、民宿では女将さんが腕によりをかけてくれました。これであの値段は安い。


 (6000円です。初回は観光協会を通すので6300円になります。「次もお願いしたい」といえば、たいてい「次からは直接電話していいわよ」と言ってくれて、6000円になる仕組みらしいです)


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   応用編につづくのだ。 (これは17年2月末に行った神津レポートを元に再編集したものが中心になっているページです。はい。)





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