式根島の春春。やはり、引っ越しなどがあるのもこの季節ではないでしょうか。 春は風が強く、暮らしたばかりの頃は目覚めるたびに波の音だと思いながら起きたものです。少しセンチになるのも春の仕業かと。 春は、季節の美しさが眩しいものの、店などはあまり開いていなくて、淋しい気もしました。 しかし、少ないけれど桜が咲きます。 種類はオオシマザクラ(青っぽい小さめの桜。小林が愛してやまないソメイヨシノはあるにはありますが、ほとんど見かけません) 桑の実。 サクランボ。 山桃(ヤマモ、と発音) けっこう食べられる木の実が鈴なりです。 桑の実食べたのは小学生以来です。 アシタバ! ひたすら若芽を摘んで、さっとゆがいてよし、天ぷらもよし。 セリに似た芳香の植物です。道ばたに普通に生えています。 タラの芽。 うちの父の好物でした。 式根島では取り放題。 最後の一つの芽は残しておくのが自然への礼儀だと、子供の時に父に教わっていたので、自然にそうしていたら、島のお年寄りに誉められました。 そんなことをしていくうちに、道を覚え、人を覚え、覚えられていくのでした。人間ってどこでも生きていけるなあ、と道ばたのアシタバを抜きながら青い空を眺めて考えてみたり。 春。 サビキ釣りで小さな魚を釣りはじめ、 夜はイカを釣ります。 植物は芽吹き、夏に向けて生き物が生き生きと成長していくのです。 食べられるものばっかりで、管理人の性格がばれますなあ。 正月ネタでは、書き初め、乗り初め(船ですね。1月2日に船からみかんを撒きます)、小学校は昔3学期の始業式の日を出初め、お年玉で買い物に行く正月休み明けの商店が開く日が買い初めの日でした。 |