坂の上の雲ミュージアムを訪ねて
今日は午後から「坂の上の雲ミュージアム」を初めて訪ねました。松山市が進める「まち全体を屋根のない博物館(フィールドミュージアム)に」というまちづくりの中心的施設です。世界的建築家・安藤忠雄氏の設計による施設ですが、一面ガラス張りの外観が城山の緑とその上の空の雲を映し、まさに「坂の上の雲」を感じさせます。主人公3人の生涯と彼らが生きた明治という時代について、いろいろ展示されています。 松山市へお越しの際はぜひ訪れてみてください。 そして、ミュージアムの裏手には愛媛県の有形文化財の萬翠荘(旧松山藩主・久松定謨(さだこと)が大正11年に別邸として建てた洋館)があり、その裏手には愚陀佛庵があります。松山中学に教師として赴任した夏目漱石の下宿を復元したもので、日清戦争から戻った子規が52日間居候し、連日句会や討論を持ち、漱石に文学的刺激を与えたとされています。