奥様 北海道へゆく 其の五
最終日。私の熱烈な希望で、アイヌコタンへ行く。実は私、アイヌの人には会ったことがなく、またその文化に触れたこともないのだ。一日本人として、一日本語教師として、ぜひとも行ってみたかった。そこはアイヌのおみやげ物やさんが立ち並び、小さな資料館もあった。かわいいイアリングがたくさん売ってたので思わずいっぱい買ってしまった♪木彫りのものがとても精巧で、スバラシイ。また模様も可愛い。すごく伝統を感じた。資料館も見て、狩猟や漁業を中心とする彼らの生活は独自のものがあると感じた。服装も、靴も、自分達の伝統で工夫をしていて、興味深かった。子どもの頃から、日本人は単一民族、という言葉と、そうではない、アイヌの人もいるんだ、という言葉と両方聞いていて、それでもなんとなくよくわからなかったが、今回アイヌの方々の伝統文化に触れて、やっぱり単一民族なんかじゃない、と実感した。でも今は言葉の面や生活習慣の面でもどんどん同化されて文化を守ることが難しいとのことだった。・・・ちなみに、暑がりのうちのダンナは薄着でウロウロしていて、おみやげ物屋のアイヌ民族であろうお兄さんに「・・・寒くないんですか?」と言われていた。・・その兄ちゃんはすごい厚着やった・・さてさて、アイヌ文化に触れたあと、我々は阿寒湖を一望できるとこに行って、湖を眺め、それから屈斜路湖に行って、「ピスタチオソフトクリーム」を食べ、釧路へ向かった。釧路湿原が見渡せる展望台にも行った。すごく美しい光景やった。山の方だったので、植物もめずらしい花とかあって楽しかった。そこで野生のシマリスも見られて感動!・・また、母に昔描いてね、とお願いしていたシマリスの絵をまだもらっていないことをなにげに思い出してしまった。(まあ、実物見れたし、いっか)さてさて、その後、釧路で一番行きたかった場所、「六花亭」の喫茶店に行き、コーヒーとケーキをいただき(おいしーーー!!!)いい気分のまま、今度は市場へ向かい、「勝手丼」を食べる。ごはんを買って、刺身を選んで乗せてもらうんやけど私は「中とろ、ウニ、ほたて、サーモン、たまご」を乗せた。ウニ、おいしーーーーーー!!!!それから、釧路出身のIさんにオススメしてもらった「フィッシャーマンズワーフMOO」に行き、そこでも色々オミヤゲを買った。食べ物もオミヤゲも豊富で、すごい便利なとこやった!海のそばで雰囲気もいいし!!!・・・で、いやいや、レンタカー屋に向かい、車を返して、釧路空港から羽田へ・・・・・・・奥様の夏は終わった・・・・・・でも、すごい満足の5日間やった♪北海道、すごいイイ!!!また行きたい!!