2006/09/07(木)17:19
障害者自立支援法について思う事
障害者自立支援法の一部改定に伴い、愛子の現行のサービス利用を
維持するために、新たな提出書類が必要となった。
私が仕事の間、愛子は自宅より、小さい頃からお世話になっている
児童福祉施設へ、成人クラスの通所という形で通っている。
自立支援法が施行されても、私達の場合なんら変化はない生活だ
がその代わり、サービスを受ければ受けた分、利用料の発生という
現実的に厳しい状況にたたされた。国の莫大な財政赤字を補う為
障害者にまで影響を及ぼしたこの支援法のどこに、具体的な支援が
あるというのだろうか…これまでよりマイナスな方向へと障害者を
追いやっただけのような…ただ、名前だけが出来上がったような
この制度の在り方を疑問に思う。
親が元気で働けるうちは良いが…親亡き後の障害を持つ
子供たちの将来を考えると、本当に不安で仕様がない。
今回の一部改訂では、利用できるサービス自体の項目が新たに
増えたわけだが、その代わりの諸々を思うと
すんなりと利用する気にはなれない。
行政側も、生活向上に向けて積極的に活用を見直すという
点からは押してくれないような気がする。
国や自治体をあてにせず、本当の意味での自立支援に向けて
親子で取り組んでいく必要性が出てきたのでは…と思う。