2008/05/12(月)08:15
神の島の由来
この島が神の島と呼ばれる正確な語源は
何処から来ているのだろう
自分が生まれ育った島なのに、考えてみたら謎めいて
興味を引かれる部分が沢山ある
知らない事がまだまだ多い
そういう視点を置いてたら、この先も退屈しないで
楽しく住んでいけそう…
奄美には、ユタ神やノロ神といった普通に神様と
呼ばれる人が存在している
ユタ神とノロ神の違いを自分なりに解釈すると
ユタ神は分かり易い言葉を借りて例えるといわゆる霊能者
特別な能力を身につけた者だけに与えられる神様の称
一方のノロ神についてはこんな資料がある
【古来、奄美の人々は神に感応する力を女性に認めてきた
兄弟をその姉妹の霊が支え守るというウナリ信仰なども
その表れである。島(集落)でも女性であるノロが祭事を司り
島の安寧を守っている】
これからすると、ノロ神はその集落の象徴的な存在ですか…ね
その後継は血縁関係で引き継がれてきたようです
又、他にもこんな神の存在の言い伝えもある
奄美大島自体がその昔、地上に降り立った二人の男女の神により
創生された…というもの
ユタ神、ノロ神、奄美誕生の発端とされる二人の神…
【神の島】は一体、どれを意味するのだろうか
こんな事を考えながら今日は、これを手作りしました
『もちテンプラ』…五穀豊穣を願う祭事の際、祝い料理と
してノロ神に差し出される料理のひとつです
おやつ感覚としても、おばさん世代のお母さんたちの間では
よく登場するおやつです(^^)
サツマイモにもち粉を混ぜ、砂糖で甘味にし、きつね色に揚げた
見た目シンプルなものですが、表面カリカリ、中ムッチリで
美味しいんですこれが♪