カテゴリ:アルバム紹介
SIDE-A 1. Spectrum:Wooden Horse参加 2. Sam:Henry McCullough、Mick Weaver参加 3. Belfast Town 4. It's Graceful Crowing Old:Mick Weaver参加 5. Lullaby To Noni SIDE-B 1. Isle Of Rab:Henry McCullough、Mick Weaver参加 2. Admission Free:Mick Weaver参加 3. Spring Morning 4. Lady Turn Around 5. Backstage:Mick Weaver参加 またまたYORKレーベルから。 これはWooden Horseがコーラスで参加していることで有名なレア盤。ラビリンスでは酷評されてますが、僕は結構好き。正直歌は下手ですが、優しく誠実な歌唱&声質は僕好み。B級ですが、なかなかの英国SSWものだと思います。それからゲストが豪華なんです。Henry McCullough(Guitar,Vocal Harmonies)、Mick Weaver(Piano)、Hugh Grundy(Drums ex-Zombies)、Barry De Souza(Drums)、Chris Barber(Trombone)等。 Belfast出身のJackie Flavelleは、Chris Barber Bandのベーシスト(from May 1967 to July 1977) で、本作はバンド在籍中の1972年に作ったソロアルバム。本作ではVocals,Guitar,Bassを担当し、作曲も全曲彼によるものです。 内容ですが、ジャケから想像すると、暑苦しくてズブズブの男臭いスワンプアルバムかと錯覚してしまいますが、そうではありません。POPなナンバーとスワンプなナンバーが混在したSSWものです。 A-1はストリングスとWooden Horseのコーラスが入ったキラキラなPOPナンバー。これはこれでなかなか良いんです。A-2は彼にはちょっと似合わないロックンロールナンバー。故郷を歌ったA-3はメロディーも美しい印象的なバラード。スワンピーなミディアムバラードのA-4もなかなかの味わい。弾き語りにストリングスが絡むA-5は何とも英国的なバラード。 待ってました!!のB-1はHenry McCulloughのギターが素晴らしいスワンプチューン。これは素晴らしい。B-2はまたまたストリングスが入った感傷的なバラード。B-3はポップス調のフォークロック。B-4はエレキの伴奏だけで歌われるバラード。 で、いよいよラストのB-5にはChris Barberらが参加し、ディキシーランドジャズ調のイントロで始まるが、一旦終わって歌へ。サビでまた彼らのホーンが絡むのですが、まさに友情出演ですね。これも出来の良い作品だと思います。 傑作ではありませんが、英国SSWものが好きな方には気に入ってもらえる作品だと思います。久し振りに聴いたけど、思ったより良かったです(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/01 09:00:13 AM
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