最近読んだ本たち・・・

長い間更新をサボってました。。。 最初に、震災について、何か一言書こうかと思って、 でもなんだか上手く表現できず…。 そうこうしているうちに時間ばっかり過ぎちゃってました。 こちら（神戸）では、以前と変わらない日々が続いており、 なにか申し訳ないくらいです。 この平凡な日々がいかに幸せなことか。 自分が今、生かされていることに感謝し、 これまで以上に家族を、周りの人たちを大切にして、過ごしていきたいと思います。 早く原発の危険がなくなって、 避難されている方々が、せめて少しでも落ち着いた生活に戻れますように。 最近読んだ本たちです。 「静人日記」　天童荒太著 前に紹介した「悼む人」の続編（になるのかな？）です。 見ず知らずの亡くなった人たちを悼みながら旅を続ける静人。 これは文字通り、静人の旅の日記です。 震災が起こって、普通の毎日を大切にしようと改めて思ったけど、 この本を読むと、同じ気持ちになります。 見た目だけじゃなく、その人の見えない隠れた気持ちも思いやれるような 人になりたいなぁと。 なんというか、人の心の奥の一番大事な部分をのぞきこんでいるような感じで、 それだけ心に響きます。よかった。 それから、江國香織さんの「東京タワー」。 これは、軽くさら～っと読めちゃいます。 若い男の子と年上の女性の恋愛（不倫？）のお話。 私はその年上女性の年齢に近いんだろうけど、なかなかお話的には遠い遠い…＾＾；。 透の純粋な気持ちは素敵なのかもしれないけど、 ちょっと行き過ぎていて怖いかも。 あんまり登場人物の誰かに感情移入して読むような感じではなかった。 それって、私が恋愛から遠ざかりすぎてるから？？(＞▽＜；； ｱｾｱｾ そして、やっと読み終えました！「獣の奏者」（上橋菜穂子著）。 図書館で予約して、完結編と外伝が届くまで１ヶ月以上かかりました～。 時間が経っちゃったせいもあるのかもしれないけど、 前半の方が一気に読んだ気がします。 後半はいろんな問題が出てきて複雑だし、 結末がハッピーエンドじゃなさそうだとひしひしと感じて、 なんとな～く暗い切ない気持ちになるからかなぁ。 イアルやエサルやヨハルやユーヤン、ジョウン… 魅力的な登場人物を挙げるとキリがないくらい。 今度は一気に全部読みたいです！ 外伝については…子どもに読ませていいのかしら？？って思っちゃったのですが☆ 私的にはエリンのお母さんの物語を読みたいわ♪