灰色の空のむこうには…

2007/12/04(火)23:10

あったらいいな その12…

あったらいいな(20)

昨今のニュースを見ていると、ますますエコに ついて考えないといけないなぁと思っている しまずんばです。やはり自称「地球に優しい男」 としてどこまで出来るかが課題だと思っている のですが、なかなか頭ではわかっていても実行 できていないというのが多いのは、わかっちゃ いるけどやめられない理論と同じようなもの じゃないかなと。それをみんながみんな、同じ 方向性に向けようとするとなるとある程度の 規制は必要になるんじゃないかなぁとおぼろげ ながら感じている今日この頃です。 世の中エコブームで、僕の取り扱っている商品 もさることながら、よく街中でエコエコという 言葉を耳にし、ある意味えこひいきではないか というくらいに思うのですが、それはさておき。 実際のところ、どこまでエコ活動が出来ている のかは疑問視されるところです。というのも、 その活動にはみんなの善意がベースとなっている のが主な原因ではないかと思います。法規制では 何もされていないので。先日ニュースで日本は 二酸化炭素の排出量を東欧の国からトン単位で 購入するという話題がありましたが、今や国際 社会において環境問題というのは避けては通れ ない問題なのではないかと。京都議定書という すばらしい採択を主導権を握って行った国が、 その基準値を守れてないというのもどうかなと 思うのですが、こればかりは国主導で何とか なるというものでもないというのが現実の問題。 だから、違反している排出量分を削減できた 国から買うのも筋だと思うのですが、それを 税金で処理するというのもどうかなと。 毎日、車でお店回りしている僕が言うのもどうか と思うのですが、運転していてよく目にするのが 車の排ガスシール。低排出量車という車を見る のは見るのですが、せっかく環境を考えてそれを 購入した人もいるかもしれないのに、それに 対して何の優遇措置がないのもいかがなものかなと。 何も環境のことを考えてない、もしくは現状の ままでいいと思う人が多いから、年々排ガス量を 減らすばかりか、増やしている国としてどう責任 を取るというのか。今年の気候もまだ冬と思えない くらい異常なのは誰の目から見ても明らかなはず で、今差し迫った問題ではないにしても、近い 将来の僕たちの後継者たちに負の財産を背負わせる ことを考えれば今から出来ることをしていかないと いけないと思うのは必定のことではないかなと。 そこで僕はこの排ガス規制によって車で言うと、 車の税金などを決めていくのがあればいいかなと 思うわけで。排ガス量の総数はどうしようもない ものがあるにせよ、それだけ排出するという将来 に対してリスクを作るところには迷惑料として 課税対象にするべきではないかなぁなんて思ったり しました。現実に日本はその排ガス規制をオーバー せざるをえないことによって、税金でもって排ガス 量を購入しているのですから。どうせお金を使う のなら、現行の税制制度から排ガス規制が出来た ところの減税を考えるような新しい取り組みが あったらいいなと思いました。そうすれば、日本 という国単位で考えても、過剰に税金を使って 排出ガス量の権利を買わなくても済むと思います から。 僕は政治について語るつもりは毛頭ありませんが、 今出来ることとして誰もが参加せねばならない ことはしていかないと思います。そうすれば、個人 として意識的に参加している人はおろか、額面と して金額負担が増えれば普段は意識していない 人もやっていかないといけないという意識改革を 端緒として環境問題に対して国民一丸となって 考えていかないといけないのでは。僕が子供の頃 には、空気と水と安全はタダだというのを聞いた ことありますが、20年もしないうちにそれらは すべてお金で買わざるを得ない時代になってしまい ました。このままの調子でいくと、今後はもっと 今まで考えてもいなかったことにまでお金を払わ ないと安心できない時代に突入することでしょう。 それを僕らの次世代は当たり前のものとしてバトン タッチするのはいかがなものかなと。あれだけ環境 問題と声高らかに訴えているにも関わらず、全く それに対しての優遇措置もなければ罰則もないと いうのは何か矛盾しているなぁと。払うべきものに 対して払わなければならないというのは当然の義務 だと思いますので、低排出ガスに対してもっと減税 という優遇があれば、車を運転してても低排出ガス 車がたくさん街中を走るような、そんな時代になって ほしいものだと思いました。

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