灰色の空のむこうには…

2010/06/16(水)22:44

「ペルソナの微笑」…

テレビの話(251)

信じられなかった… まるでオレは 鏡を見てるような気がした 偽りの…微笑 サスペンスドラマにはいろいろなシリーズものがあります が、いくつかチェックしてるシリーズものの中で僕が一番 好きなのは月曜ミステリー劇場で放送された横山秀夫サス ペンスシリーズです。 再放送を見たのですが本作である「ペルソナの微笑」は そのシリーズの第4弾となる作品で、県警捜査一課強行班 の刑事たちに焦点を当てながら事件を解決していくという ものです。 今回は二班に新しく配属された新人刑事をメインに物語が 展開していくのですが、タイトル通りにペルソナ(偽り) がキーワードとなっていて、新人刑事や犯人、それに新人 刑事が所属する二班の班長の内面にまで鋭く切り込むその 骨太なストーリーは見応えのあるものでした。 事件自体はサスペンスドラマにしては全然派手なものでは なく、どちらかというとあっさりとしたものだったのです が、その事件を中心として語られる過去の事件の傷痕は 2時間枠のドラマとは思えないくらいに重く深いもので、 このシリーズならではと思います。 このシリーズは6弾まで放送されているのですが、残念な ことに月曜ミステリー劇場の放送が終了したために続編は もう放送されることはないと思いますが、このシリーズを 見ることで今では有名な作家さんである横山秀夫氏を知る きっかけとなったものですので、ぜひとも続きを制作して ほしいです。 第三の時効

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る