2010/06/16(水)22:44
「ペルソナの微笑」…
信じられなかった…
まるでオレは
鏡を見てるような気がした
偽りの…微笑
サスペンスドラマにはいろいろなシリーズものがあります
が、いくつかチェックしてるシリーズものの中で僕が一番
好きなのは月曜ミステリー劇場で放送された横山秀夫サス
ペンスシリーズです。
再放送を見たのですが本作である「ペルソナの微笑」は
そのシリーズの第4弾となる作品で、県警捜査一課強行班
の刑事たちに焦点を当てながら事件を解決していくという
ものです。
今回は二班に新しく配属された新人刑事をメインに物語が
展開していくのですが、タイトル通りにペルソナ(偽り)
がキーワードとなっていて、新人刑事や犯人、それに新人
刑事が所属する二班の班長の内面にまで鋭く切り込むその
骨太なストーリーは見応えのあるものでした。
事件自体はサスペンスドラマにしては全然派手なものでは
なく、どちらかというとあっさりとしたものだったのです
が、その事件を中心として語られる過去の事件の傷痕は
2時間枠のドラマとは思えないくらいに重く深いもので、
このシリーズならではと思います。
このシリーズは6弾まで放送されているのですが、残念な
ことに月曜ミステリー劇場の放送が終了したために続編は
もう放送されることはないと思いますが、このシリーズを
見ることで今では有名な作家さんである横山秀夫氏を知る
きっかけとなったものですので、ぜひとも続きを制作して
ほしいです。
第三の時効